差出人: 熊本産業保健推進センター [sanpo43@mvd.biglobe.ne.jp]
送信日時: 2011年2月2日水曜日 16:28
件名: ◆◇◆熊本産業保健推進センターメールマガジン第41号◆◇◆

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2011 / 2 / 2
≪熊本産業保健推進センターメールマガジン≫
第41号
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トピックス
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1.季刊「産業保健21」購読者募集
産業医、産業看護職、衛生管理者等の産業保健スタッフの情報誌として、
「産業保健21」が(独)労働者健康福祉機構から発行されています。
年に4回(季刊)の発行で、“産業医インタビュー”、“業種別産業医学活動
実践マニュアル”、“おさえておきたい基本判例”等おなじみのもののほか、
“産業保健と危機管理”といった特集が毎回掲載され、内容も充実したもの
となっています。
購読料は無料、更に送付料も無料です。是非この機会に「産業保健21」
の購読をお申し込み下さい。
申込方法:メール・FAX・電 話で受け付けています。
申 込 先:熊本産業保健推進センター
メール:当センターのメール相談票の相談内容記載欄に「産業保健21
購読希望」とお書きになり、ご送付ください。
http://www.kumamoto-sanpo.jp/FormMail/soudan/FormMail.html
FAX:様式は自由です。住所・氏名・職種(産業医・衛生管理者・産 
業看護職等)・送付先・電話番号等をご記入ください。
電 話:電話でも受け付けます。その際、お名前、送付先等をお尋ねし
ます。
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2.インフルエンザ患者報告数が、“注意報レベル”を超えました。
感染が更に広がるおそれがあります。一人ひとりが感染予防に注意しま
しょう。手洗いやうがいの励行、せきエチケットを守るなどして、みんな
で、インフルエンザの流行拡大防止に努めましょう
と呼びかけています。
詳しくは、熊本県健康危機管理課のホームページ
http://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/32/swine20110120.html
をご覧ください。
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3.「はたちの献血」キャンペーン(平成23年1月1日から2月28日)
〜あなたへの 気持ちを込めて はたちの献血〜
例年、冬季は献血者が減少しがちですが、安全な血液製剤の安定的な確保
は、医療にとって必要不可欠です。そこで、新たに成人式を迎える「はたち」
の若者を中心に、広く国民各層から献血に対するご理解とご協力をいただく
ため、本年も1月・2月の2か月間、「はたちの献血」キャンペーンを厚生労
働省、都道府県、日本赤十字社の共催により実施されています。
“献血は身近なボランティアです。是非この機会にご協力をお願いします。”
と呼びかけています。
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/iyaku/kenketsugo/110104-01.html
をご覧ください。
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4.雇用調整助成金・中小企業緊急雇用安定助成金のうち、教育訓練費の支給
額を一部引き下げます。 〜平成23年4月1日以降の申請分から〜
厚生労働省では、雇用調整助成金・中小企業緊急雇用安定助成金のうち事
業所内訓練(※1)の教育訓練費を、平成23年4月1日以降の支給申請分か
ら、対象労働者1人1日当たり大企業は2,000円に、同じく中小企業は3,000
円が引き下げられる予定です。
詳しくは、http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r985200000109ri.html
(厚生労働省)のホームページをご覧ください。
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5.平成22年賃金構造基本統計調査結果(都道府県別速報)の概要
主要産業に雇用される労働者について、その賃金の実態を、労働者の雇用
形態、就業形態、職種、性、年齢、学歴、勤続年数、経験年齢別等に明らか
にすることを目的に調査が行われるものです。地域別賃金の基礎資料を早期
に提供するため、今回、常用労働者のうち一般労働者の賃金等を都道府県別
に集計し、結果の一部が速報として発表されました。
詳しくは、
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/12/dl/gaiyou.pdf
(厚生労働省)のホームページをご覧ください。
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6.再生砕石に混入するアスベスト対策パトロール及び立ち入り検査の実施結
果等について
「再生砕石に混入するアスベスト対策について」(平成22年9月9日、厚
生労働省、国土交通省及び環境省)に基づき、都道府県、労働基準監督署等
が、再生砕石へのアスベスト含有建材の混入防止を図るため、解体現場及び
砕石施設へのパトロールを実施し、その実施結果が公表さえました。
詳しくは、http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000zdmu.html
(厚生労働省)のホームページをご覧ください。
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7.熊本労働局からのお知らせ(その1)
厚生労働省から、平成22年12月28日付け基安発第1228第1号「
平成23年度有害物ばく露作業報告対象物について」が事業者団体の長あて
発出され、労働安全衛生規則第95条の6の規定に基づき、事業者は、労働
者に健康障害を生ずるおそれのある物で厚生労働大臣が定めるものを製造し、
又は取り扱う作業場において、労働者の当該物のガス、蒸気又は粉じんにば
く露するおそれのある作業に従事させたときは、事業場ごとに安衛側様式第
21号の7の有害ばく露作業報告書を所轄労働基準監督署長に提出しなけれ
ばならないものであること。
とされています。
対象事業場:平成23年1月1日から同年12月31日までの間に、製造、
取扱対象物の量が500kg以上
報告の期間:報告書は、平成24年1月1日〜同年3月31日まで
提 出 先:所轄の労働基準監督署長
報告対象物:アジピン酸、アセトニトリルほか12対象物
詳しくは、
http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T101228K0040.pdf
(厚生労働省)ホームページご覧下さい。
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8.熊本労働局からのお知らせ(その2)
平成22年12月22日付け基安発第1222第3号により、「インジュウ
ム・スズ酸化物等取扱い作業による健康障害防止対策の徹底について」が発出
され、前記インジュウム・スズ酸化物(Indium Tin 0xide。
「ITO」)切削粉の低濃度の吸入ばく露によりラットによる発がん性を含む肺
疾患、マウスにおいて肺疾患を起こすことが確認されたところから、今般、「イ
ンジュウム・スズ酸化物等の取扱い作業による健康障害防止に関する技術指針
」が定めら、発表されました。
詳しくは、
http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T101227K0010.pdf
http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T101227K0011.pdf
(厚生労働省)ホームページをご覧ください。

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研修・セミナー案内
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場所:住友生命熊本ビル2階 共用会議室(熊本市花畑町9-24)
時間:14:00〜16:00(異なる場合は、「※注」を記載)
参加費:無 料

【 2 月 】
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☆研修会番号:59
2月16日(水曜日) 『雇い入れ時の労働安全衛生教育〜新入社員教育〜』
島村 佳子 相談員
新入社員に対する健康相談やメンタルヘルスケアの対処方法と、接遇等(ホ
ウ・レン・ソウ/オアシス運動)の教育方法について学ぶ。(講義・質疑応答)
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☆研修会番号:60 ※注 14:30〜16:30
2月18日(金曜日)『過重労働による脳血管障害、虚血性心疾患の予防法に
ついて』           小柳 敦子 相談員
過労死を予防するための即場の体制と実際的なツールの利用法などについて
学ぶ。(グループ討議)
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☆研修会番号:61
2月21日(月曜日) 『安全衛生年間計画の作成について』
藤田 泰生 相談員
労働安全衛生マネジメントシステムに基づく年間計画の立て方を、演習によ
り習得する。(演 習)
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☆研修会番号:62
2月25日(金曜日) 『うつ病の症状と治療』  岡田 修治 相談員
基礎的内容(「一般内科うつ啓発スライド」より)(グループ討議)
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u当センター研修会のお申し込みは、こちら ↓
FAX096−359−6506又はホームページ(http://www.kumamoto-sanpo.jp)
よりお申し込み下さい。
u会 場:住友生命熊本ビル 2階共用会議室(熊本市花畑町9-24)
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【 3 月 】
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☆研修会番号:63
3月11日(金曜日) 『心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支
援の手引き』        島村 佳子 相談員
精神科医より、職場復帰支援のやり方、注意点等について学ぶ。
(質疑応答・講義)
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〔研修会の御礼とお知らせ〕
本年度予定した産業保健研修会は、研修番号63号をもってすべて終了しま
す。4月からは、平成23年度の「産業保健研修会計画」により新研修会が始
まります。研修計画が決まり次第(3月を予定しています。)、メルマガ、ホー
ムページ等でご紹介しますので、引き続き、多くの産業保健スタッフの皆さま
方の研修会のご利用、お待ちしています。

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相談員のひとりごと  廣瀬 靖子 基幹相談員(カウンセリング担当)
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正月のお屠蘇気分も抜けない5日に50年ぶりの学年会が開催される連絡が届
き、出欠を迷っていると小学校時代からのただ一人の友人から「是非一緒に出席
しよう」と誘いの電話が入った。
高校1年生の時、父親の勤務の関係上転校したわたくしは、卒業名簿にも名前
が無いため、連絡が無く50年が経過してしまったのである。この友人が誘ってく
れなければ、もう会う機会もないであろう学年会に片道特急3時間かけて参加す
ることとした。
連絡では、会場は駅前だから直ぐにわかると書かれていたがなかなか見つけ出
す事ができず、地元の人にとっては「直ぐわかる」ことも50年ぶりに初めて尋ね
る人にとってはなかなかわからないものだと感覚の違いを感じる。
やっと見つけた会場で皆さんのお顔を拝見して(自分の老けた顔は見えないの
で)「えっえ、こんなに老けてしまったの」と、失礼なことを思ってしまった方も
いる。女性陣の中には訪問着姿の方も見受けられ華やいだ感じである。
時間が経過するに連れて、昔の面影が浮かび50年間の空白が一瞬のうちにプレ
イバックし学生時代の思い出に話が弾む。
その中で自分にとっては忘れがたい思い出も、相手にとっては思い出しもしな
いできごとであることに驚かされ、いままで自分が大切に、こだわって色々と考
えてきたことも「ああたいしたことではなかったのだ」と気持ちが軽くなり、話
せてよかったと思うことが多かった。
お顔を拝見しながら話しを聴いていると、昔は美男、美女の外見が注目されが
ちであったが、70歳近くになろうとしている今は、それは関係なく、その方がど
んな人生を歩いてきたのであろうかと想像をめぐらせる、味のある話や顔の表情
に、その方の年輪、生き様が現れてきていることに気づかされる。
誰の言葉であったか忘れたが「40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て」と言わ
れていたことを思い出し、「ああ、この方は良い人生を歩んでこられたんだなぁ」
「立派に歳をかさねられてきたのだなぁ」と伝わって来る。
わたくしも「いろいろなことがあったけれど良い人生であった」と思えるよう
な「顔」になりたいものだと、こころから思いながら、また3時間特急電車に一
人揺られ帰途についたお正月の出来事であった。

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編集後記
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速いもので、2月4日は「立春」、2月3日の「節分」(私の中では、豆まき)
を迎えると、地球温暖化が叫ばれて久しいこの頃ですが、例年になく寒かった
今年の冬も“もうお終い”と告げているよう思えてきます。
節分を過ぎると、春に向かって季節が着実に動いていることを昼間の長さが
感じさせてくれます。12月、1月は夕方5時を過ぎると、アッという間に日が
沈み、夜の帳に包まれていた景色が、冬至からひと月を過ぎる頃には、午後6時
ころまで明るさを感じるようになり、“こんなにも日が伸びたんだ”と実感するこ
とができます。天気や寒の戻りで、まだまだ寒い日はあるものの、日の長さが温
かさを感じさせてくれるようになるのも節分を過ぎた頃からではないでしょうか
。春はもうすぐそこですね。・・・
とは言ったものの、実は私、花粉症なのです。この時期になると、スギ花粉の
影響をもろに受け(なんと・・・今年はスギ花粉の飛散量が非常に多く、例年の
2倍とも言われています。)、鼻水、眼から涙、くしゃみ連発、顔が熱っぽいで、
本当は、春は嫌いです。
今年は早めにお医者さんへ行こう!(1月の中旬、症状が出る前に行った方が
よい。)
メルマガ読者のみなさんも、花粉症にはご注意を。早めのお手当をお勧めしま
す。
ふ    

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次回の第42号は3月1日(火)配信予定です。
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