差出人: 熊本産業保健推進センター [sanpo43@mvd.biglobe.ne.jp]
送信日時: 2010年6月1日火曜日 8:28
件名: ◆◇◆熊本産業保健推進センターメールマガジン第33号◆◇◆

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2010 / 6 / 1
≪熊本産業保健推進センターメールマガジン≫
第33号
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トピックス
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1 平成22年度全国安全週間実施について
全国安全週間は、昭和3年に初めて実施されて以来、「人命尊重」という
崇高な基本理念の下、「産業界における自主的な労働災害防止活動を推進す
るとともに、広く一般の安全意識の高揚と安全活動の定着を図ること」を
目的に、一度も中断することなく続けられ、本年で83回目を迎えます。
平成22年度の全国安全週間は、
「みんなで進めようリスクアセスメント めざそう職場の安全・安心」
をスローガンとして、
7月1日から7月 7日までを本週間(安全週間)
6月1日から6月30日までを準備期間
として、全国的に実施されます。
詳しくは、
http://www.mhlw.go.jp/topics/2010/04/tp0420-1.html
をご覧ください。

2 平成21年における死亡災害・重大災害発生状況等について
が、平成22年5月14日に厚生労働省から発表されました。平成21年
の労働災害による死亡者数は過去最少の1,075人、重大災害は228件で、
前年に比べて53件減少となっています。
詳しくは、
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000006cdg.html
をご覧ください。

3 「職場におけるエイズ問題に関するガイドラインについて」の一部改正
について」
が平成22年4月30日に厚生労働省より通達されました。
詳しくは
http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-51/hor1-51-11-1-0.htm
をご覧ください。

4 厚生労働省:定期健康診断における有所見率の改善に向けた今後の取組に
ついて ...
働く方に対する保健指導、健康教育等の取組を促進することで、50%を超
える定期健康診断の有所見率を改善し、過労死を予防しようというものです。
詳しくは、
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r985200000055uh.html
をご覧ください。

5.平成22年5月26日付けで、当センター所長あての「労働時間の適正化
に関する要請書」を熊本労働局長より受領しました。
平成22年度においても、長時間労働の抑制等の労働時間の適正化を図る
ため、6月、11月に「労働時間適正化キャンペーン」を実施し、スローガ
ン『残業は、しすぎ させすぎ タダも ダメ!』のもとに、労使をはじめ
とする関係者に対し集中的な周知啓発等を行うとしています。
その理由として、週の労働時間が60時間を超える労働者の割合が高いこと
、脳・心臓疾患による労災認定件数が高止まりの傾向にあること、割増賃金の
不払に係る労働基準法違反が後を絶たないといった状況よるとのことです。

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研修・セミナー案内
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【来月】
☆7月1日(木) 『産業保健に必要な疫学(基礎)』  加藤 貴彦 相談員
健診結果から探り出した事業場の抱える問題点を改善し、今後の健康管理に
反映させる具体的手法を身に付ける。(事例検討・実習)
☆7月6日(火)『働く人のこころの病について』   橋村 明枝 相談員
精神科医より、職場でみられるメンタルヘルス不調事例について学ぶ。
−うつ病やその他の疾患について−(講義・質疑応答)
☆7月8日(木)『労働衛生工学とは?』       石原 徳一 相談員
衛生工学とは何かと、なぜ労働衛生管理に衛生工学が必要なのかを学ぶ。
(講義・質疑応答)
☆7月13日(火)『交流分析(U)』        廣瀬 靖子 相談員
脚本分析。あなたの人生ドラマには筋書きがあります。(グループ討議)
☆7月14日(水)『快適職場調査(ソフト面)と改善策の検討』
島村 佳子 相談員
設備や作業環境等のハード面とは異なり、人間関係や労動負荷などのソフ
ト面(心理的・組織的側面)の快適化のため調査票を活用し、職場の課題の
検討と改善への取り組み方を学ぶ。(質疑応答・講義)
☆7月22日(木)『腰痛予防体操』        中嶋 朋子 相談員
腰痛の原因の一つが、身体にかかる「無理な力」や「歪み」である。日常
生活での「姿勢」と「動作」を工夫し低下した筋力を回復することで、腰
への負担を減らしていく体操を実習により体験する。(実習)
☆7月26日(月) 『事務所則と作業環境の測定の仕方』
山口 浩一 相談員
事務所衛生基準規則を学び、測定方法を実習から習得する。(実習)

? 当センター研修会のお申し込みは、こちら ↓  
FAX096−359−6506又は
ホームページ(http://www.kumamoto-sanpo.jp)
よりお申し込み下さい。

※4月19日より事務所移転並びに研修会場の変更がございます。ご注意下さ
い。ホームページにおいて、ご確認下さい。
新会場:住友生命熊本ビル2階 共用会議室(熊本市花畑町9-24)
なお、電話、FAXについては、変更はありません。

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相談員のひとりごと 基幹相談員 岡田 修治(メンタルヘルス担当)
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毎度、なんだかよくわからない話ですいませんが、今回も雑感です。最近聞
いた話なのですが、うつ病って実は再発するらしいです。昔はなおってしまう
と、もう元に戻ると思っていましたが、なかなかそう簡単な話しではないらし
いです。では、再発率はどのくらいなのでしょうか、といった難しい話は偉い
先生にお願いするとして、私の専門は与太話ですので、なんでまたそんなこと
が言われるようになってきたのかなぁという邪推と独断と偏見の話しを少々。
まぁ確かに患者さんを診させていただいていると、一回ですっとよくなって
二度来ない方も、復職しても直ぐにまた休職せざるをえなくなるかたもおられ
ます。前者の一発合格グループを増やそうと、厚労省は職場復帰マニュアルを
頑張って作ってみたわけですが、まぁなかなか思うように行かない。まず、普
及しない。本気でやってくれない。せっかく頑張ってつくったのになんでつか
ってくれないのよ!、と怒ったのかどうか知りませんが、どうやって使うよう
に仕向けようかと考えてみたところが、まぁちょっと脅しをかけとこう。ほっ
とくと再発しますよ、2度目は1度目のようにはいきませんよ、って、医者が
良く使う手ですな。ほっとくとガンになるよ、定期的に健診をうけなさいよ、、
とかどこの科でもいいますな。まぁ、趣旨には私も賛同するにやぶさかではご
ざいませんが、「つっこむポイントはそこだけなん????」とも思います。結
局毎度同じ話になってしまうのですが、うつの再発を予防するには、上手に手
を抜くことでしょう?。森昌子さんが記者会見で同じようなことを言っておら
れたのを聞いて、TVでこういうことを言ってくれるようになったか、ありが
たいなぁと思いました。過重労働を避けるように、職場ももちろん気をつけま
すが、患者さん自身も変ってもらって、無理をしすぎないようにしよう。と心
がけないとと思うわけです。まぁそういうわけで、
「がんばりすぎないようにしましょう」
これが私の座右の銘ですので、この文章も手を抜いてここでおしまいです。も
ちょっと詳しい話は産業医大の中村先生とか偉い先生に来ていただけるとと思
います。おしまい。

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編集後記
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6月、雨上がりの新緑は一段と鮮やかになりましたが、梅雨に入り鬱陶しい日々が続きます。最近は、気温変化も激しく夏風邪を引きやすいので体調には気をつけたいものです。風邪と言えば昨年の6月は新型インフルエンザの警戒水準(フェーズ)が最高の「6」に引き上げられ世界的大流行(パンデミック)を宣言され、国を上げての大騒ぎでしたが、今は口蹄疫で大変です。せめて、ワールドカップはベスト4目指して盛り上がりたいものです。テレビ観戦でビールにおつまみと楽しみではありますが、お腹に脂肪をため込みたくはないですね。梅雨の合間にはサイクリングやウオーキングと体調管理も忘れずメタボには気をつけましょう。
いつものようにこらからもメンタルヘルス、産業保健に関する情報など、当センターのご利用をよろしくお願いいたします。

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次回の第34号は7月1日(木)配信予定です。
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