◆◇◆熊本産業保健総合支援センターメールマガジン第112号◆◇◆

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≪熊本産業保健総合支援センター メールマガジン≫ 第112号(2016年12月1日)

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★年末のご挨拶

 4月1日付け人事異動により、熊本労働局労働基準部賃金室から転任してまいりました
副所長の山下と申します。よろしくお願いいたします。
本来であれば、4月早々に「着任」のご挨拶を申し上げるところでしたが、慣れない業務や
熊本地震への対応等が重なり、「年の瀬」のご挨拶となってしまいました。 
熊本地震から約8か月が経過し、当センターの近くにある繁華街にも賑わいが戻ってきた
ように感じますが、今なお屋根に残るブルーシートを見ると道半ばの感も否めません。
私の業務に関しては、産業保健の分野は極めて「幅が広くて奥が深い」ものがあり、
「三歩(さんぽ)進んで二歩(三歩)下がる」の繰り返しで、周囲の職員に支えられながら
日々の業務を行っています。
さて、産業保健の現状を見ますと、定期健康診断の有所見率は年々増加傾向にあり、
職場でのストレスによるメンタル不調、過重労働による過労死等が大きな社会問題と
なっています。
また、本格的な高齢化社会の到来の中、「がん」などの疾病を抱えた労働者が、治療を
受けながら同じ職場で働き続けられる職場環境の整備も必要とされています(本年2月に
「事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン」が厚生労働省から
公表されています)。さらに、昨年12月1日に施行された「ストレスチェック」についても、
実施の遅れが懸念されています。当センターでは、このような課題に取り組む事業者、
人事労務担当者及び産業保健スタッフを支援するため、産業保健研修会の開催、
専門家による窓口(電話)相談並びに専門家を職場に派遣しての教育研修等のサービスを
提供しておりますので、お気軽にご利用ください。
最後になりますが、震災被害からの一日でも早い復旧、復興と皆様方のご健勝を祈念
しまして、ご挨拶とさせていただきます。

                        熊本産業保健総合支援センター
                                副所長 山下 友秋

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地域産業保健センターのご案内(全て無料です)
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 熊本県下(7か所)の地域産業保健センターでは、50人未満の事業場を対象として、
健康診断後の事後措置、長時間労働者、ストレスチェックの高ストレス者面接指導等
さまざまな産業保健サービスを、医師・保健師・労働衛生工学の専門家が事業場に
お伺いして実施しております。工場等の製造現場だけでなく、オフィス等の職場環境
等のアドバイスもあわせて行っておりますので、お気軽にお尋ねください。
(業務内容ご案内・申込)http://kumamotos.johas.go.jp/untitled.htm

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いろいろなお知らせ
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★感染症予防マスク無料で配布致します。
Drager製 X-plore 1750感染症予防マスクを無料で配布致します。
ご希望の方、事業場がございましたら、無料で配布致しますので、
お気軽に当センターにお尋ねください。
TEL:096-353-5480 E-Mail:ksanpo43@kumamotos.johas.go.jp

★ 大規模な斜面崩壊に伴う迂回道路の利用等における冬期の
交通労働災害防止対策の徹底について

 交通労働災害は、全産業に占める死亡災害のうち2割以上を占め、また、運輸交通業
に留まらず業種横断的に発生しており、労働災害防止上の重要な課題となっていること
から交通労働災害防止対策の推進が強く求められています。
今般、国土交通省九州地方整備局熊本河川国道事務所及び熊本県より、平成28年熊本
地震による大規模な斜面崩壊により、熊本市から阿蘇方面への迂回道路となっている
ミルクロード等(県道北外輪山大津線〜県道菊池赤水線)における冬期対策について、
公表されました。つきましては、ミルクロード等の冬期対策及び下記留意事項について、
より一層、自主的かつ積極的な交通労働災害の防止に取り組まれますようお願い
申し上げます。

1 冬期における実施事項
交通労働災害は、月別では12月の発生件数が多い傾向があり、積雪や路面凍結の
情報に注意するなど季節に応じた交通労働災害防止対策が必要であり、労働者の通勤
途上の交通安全を含め、次の事項を重点として周知すること。
(1)他の車両からの視認性向上のために、早朝、夕方早めの点灯を励行すること。
(2)積雪や路面凍結等の情報について、交通安全情報マップ等を活用し、情報の
共有を図ること。
(3)「急ハンドル」、「急ブレーキ」等の急な動作やスピードの出し過ぎに対する
注意喚起を行うこと。
2 その他基本的な実施事項
「交通労働災害防止のためのガイドライン」(平成25年5月28日基発0528第2号)に
基づいて、次の事項を重点として周知すること。
(1)交通安全教育の実施
(2)労働災害事例の提供や危険マップ(危険の見える化)、ポスターの掲示等に
よる情報の共有化、安全意識の啓発
(3)危険予知活動等による日常的な安全活動の実施
(4)点呼等による健康管理の実施
(5)運転者の疲労に配慮した走行計画の策定、走行時間の管理

(参考)関連情報
1.ミルクロード等における冬期対策関連
(国土交通省九州地方整備局熊本河川国道事務所、熊本県発表)(同事務所ホームページ)
(1)ミルクロードの冬期対策を開始
http://www.qsr.mlit.go.jp/kumamoto/newstopics_files/k160921_02.pdf
(2)ミルクロードの冬期対策を推進
http://www.qsr.mlit.go.jp/kumamoto/newstopics_files/k161014_01.pdf

2.交通労働災害防止対策関連(厚生労働省ホームページ)
(1)交通労働災害を防止するために(リーフレット)
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11300000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu/0000102734.pdf
(2)交通労働災害を防止しましょう「交通労働災害防止のためのガイドライン」のポイント
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/130912-01-all.pdf
(3)年末に向けた労働災害防止の取組みについて(お願い)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei40/

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地震関連情報
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● 地震に関する情報です。

  ・厚生労働省 
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431.html

・熊本労働局 
http://kumamoto-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/home.html
熊本労働局及び管下の労働基準監督署に熊本地震に伴う震災関連相談窓口を
開設しました。
厚生労働省は、平成28年熊本地震に伴い、労働条件、安全衛生、労働保険、
労災補償等に関する震災関連相談窓口を、4/26に熊本労働局及び管下の全
労働基準監督署に開設しております。
震災関連相談窓口では、
○ 労働条件や労務管理に関する相談
○ 復旧工事の計画など、健康・安全に関する相談
○ 労働保険料の納期限等に関する相談
○ 労災補償給付等に関する相談
などについて受け付けます。

  ・熊本県
こころの医療センター(熊本市外にお住いの方)
http://www.pref.kumamoto.jp/hpkiji/pub/List.aspx?c_id=3&class_set_id=1&class_id=1047

   精神保健福祉センター(熊本市外にお住まいの方)
https://www.pref.kumamoto.jp/hpkiji/pub/List.aspx?c_id=3&class_set_id=1&class_id=1972

・熊本市
http://www.city.kumamoto.jp.cache.yimg.jp/
こころの健康センター
http://www.city.kumamoto.jp/hpkiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=2079

  ・独立行政法人 労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所
http://www.jniosh.johas.go.jp/publication/earthquake.html

・参考:東日本大震災情報(医療現場からの報告及び提言)
http://www.johas.go.jp/higashinihon_daishinsai/tabid/422/Default.aspx

・職場における災害時のこころのケアマニュアル
http://www.johas.go.jp/Portals/0/data0/oshirase/pdf/kokoro_no_kea.pdf

○ また、当センターにおいて今回の震災を受けて被災者の方々のための心の電話
相談窓口を開設致します。
被災された事業者、労働者及びそのご家族がメンタルヘルスに関するご相談に
メンタルヘルス促進員が対応致します。ぜひ、ご周知して頂きご利用下さい。

  (1)「被災者のためのこころの相談ダイヤル」

   ○フリーダイヤル 0120−783−728

   ○受付日時  平日 10時〜17時(土日祝日を除く)

  (2)「被災者のための健康相談ダイヤル」

   ○フリーダイヤル 0120−021−506

   ○受付日時 月・水・金 13時〜17時(祝日を除く)

   また、従業員のメンタルケアについてのご相談がございましたら、
当センターのメール(ksanpo43@kumamotos.johas.go.jp)
でも受付けております。ご利用ください。

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ストレスチェック制度関連のお知らせ!
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●ストレスチェック制度における労働基準監督署への報告書の提出について
労働基準監督署へ提出が義務付けられている労働安全衛生規則様式第6号の2
「心理的な負担の程度を把握するための検査結果等報告書」は、OCRで読み取り可能
な様式を公表しています。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/151203-1.pdf

●同意書の作成例を掲載しました。
お問い合わせも多くありましたので、ホームページに掲載しました。
参考までにご利用ください。
http://kumamotos.johas.go.jp/documents/sampledoui.docx

●「ストレスチェック」実施促進のための助成金のご案内(期間が延長されました!)

 〜平成28年度は単独事業場でも助成金対象に変更されます。〜
従業員数50人未満の事業場が、医師・保健師などによるストレスチェックを実施し、
また、医師によるストレスチェック後の面接指導などを実施した場合、事業主が
費用の助成を受けることができる制度です。
従業員のメンタルヘルス不調の未然防止のために、ぜひ、ご活用ください。
概要はチラシをご覧ください。
http://www.johas.go.jp/Portals/0/data0/sanpo/stresscheck/download/stresscheck_leaflet_2808.pdf

 ※各種様式は、当機構本部からダウンロードできます。
当機構本部ホームページ↓
http://www.johas.go.jp/sangyouhoken/stresscheck/tabid/1005/Default.aspx

●ストレスチェック制度簡単導入マニュアル(PDF:1,053KB)  
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/150709-1.pdf
●ストレスチェック制度導入ガイド(PDF:11,027KB)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/160331-1.pdf 
●労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度実施マニュアル
(平成28年4月改訂)(PDF:7,530KB)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/150507-1.pdf
●「労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度実施マニュアル」
の改訂ポイント(PDF:68KB)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/160411-1.pdf

●ストレスチェック制度説明資料(PDF:1,855KB)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/150422-1.pdf
●数値基準に基づいて「高ストレス者」を選定する方法(PDF:659KB)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/150803-1.pdf
●情報通信機器を用いた面接指導の実施について(PDF:91KB)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/150918-1.pdf
●ストレスチェック制度 Q&A(PDF:251KB)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/150507-2.pdf
●「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム」ダウンロードサイト
http://stresscheck.mhlw.go.jp/

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主な行政の動き
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1.ラベル表示・SDS交付・リスクアセスメントの対象に27物質が追加されます。
【厚生労働省】
亜硝酸イソブチルなど27の化学物質について労働安全衛生法施行令別表第9に
追加され、以下の3点が義務付けられます。
・事業所における【リスクアセスメントの実施】
・譲渡提供時の【安全データシート(SDS)の提供】
・譲渡提供時の【容器等へのラベル表示】
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11300000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu/leaflet.pdf

 2.熊本県における労働保険料などに関する申告・納付期限について(熊本地震関係)
【厚生労働省】
厚生労働省では、このほど、熊本地震の発生に伴い熊本県で延長してきた労働保険料
などの申告・納付期限について、 延長後の期限を以下のとおり決定しました。
なお、今回指定された期限の到来後においても、指定された期限までに労働保険料
などを納付することが困難な事業主については、申請によって納付期限がさらに
延長される場合があります。
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11401500-Roudoukijunkyokuroudouhoshoubu-Roudouhokenchoushuka/0000141709.pdf

3.「病気休暇」の周知について【厚生労働省】
脳・心臓疾患や精神疾患等の作業関連疾患の増加や、近年の医療技術の進歩等を背景に、
治療を受けながら就労する労働者がみられ、また、高齢化の急速な進展により、今後、
治療と職業生活の両立等の支援を必要とする労働者がぞうかすることが考えられます。
当センターでも、両立支援は今年度から事業として取り組んでおりますが、
厚生労働省では、治療と職業生活の両立等の支援の一環として「病気休暇」に関する
リーフレットを作成されました。
これらの休暇は、年次有給休暇とは違い、付与する義務がないものもありますが、
事業主は労働者の個々の事情に対応しつつ事業場における労使の話し合いにより、
付与を検討することが望まれます。
http://work-holiday.mhlw.go.jp/index.html

 4.安全衛生教育及び研修の推進について 【厚生労働省】
技術革新の急速な進展、高年齢労働者の増加、パートタイム労働者の増加等
にみられる就業形態の多様化、第三次産業の就労者数の増加等社会経済情勢
の変化に伴い労働災害の増加が懸念されており、事業場においてこれらの
変化に対応しつつ、安全衛生水準の向上に資する適切かつ有効な安全衛生
教育を実施することが求められてます。当センターにおいても、衛生教育
及び研修についてサポート致しますのでお気軽にご相談下さい。


5.産業医の選任について
産業医の選任に当たってはご用心を!

労働安全衛生規則の一部を改正する省令が
平成28年3月31日に公布され、平成29年4月1日から施行されます。
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11200000-Roudoukijunkyoku/0000103948.pdf

   産業医について
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/080123-1a.pdf

【 その他の情報 】
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○メンタルヘルス対策
・こころの耳(http://kokoro.mhlw.go.jp/)
○セクハラ・パワハラ問題
・明るい職場応援団(http://www.no-pawahara.mhlw.go.jp/)
○胆管がん関連情報
厚生労働省では、印刷業の洗浄作業に従事する人からの健康上の相談及び職業性
胆管がんに関する各種相談に応じます。
<胆管がんに関する電話相談>
0120-616-700 月曜日から金曜日まで(9時30分〜12時、13時〜16時)
○微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報
・環境省ホームページ(http://www.env.go.jp/air/osen/pm/info.html)
○黄砂の飛来に関する情報
・環境省ホームページ(http://www.env.go.jp/air/dss/)
○放射性物質による環境汚染情報
・環境省ホームページ(http://josen.env.go.jp/)
○労働災害情報
・災害統計各種(http://anzeninfo.mhlw.go.jp/)
・中災防安全衛生情報センター(http://www.jaish.gr.jp/)

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産業保健研修案内
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今年度も当センターでは産業保健研修会を多数計画しておりますので、
産業保健スタッフ(産業医・保健師・看護師・衛生管理者等)のみならず、
労働者・事業主或いは、産業保健に関して興味をお持ちの多くの皆さまの
ご参加をお待ちしてます。

○研修会場:住友生命熊本ビル3階会議室(熊本市中央区花畑町9-24)
○参加費:すべて"無料"です。
○お申込み方法:FAX、メール、電話(※)でのお申し込みを受け付けます。

当センター研修会のお申し込みは、以下のいずれかよりお申し込み下さい。
・ホームページ http://www.kumamotos.johas.go.jp/FormMail/session/index.php
・TEL:096-353-5480/FAX:096-359-6506

※電話でのお申し込みの方は、後日申込書(ホームページから[研修会のご案内]
[参加申込フォーム])の送付(送信)をお願いします。
※研修会日程の頭に[◆]が付いたものは、日本医師会の産業医研修(生涯研修)の
認定を受けて開催するもので、単位が取得できます。

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<<■■■■■■平成28年12月の予定■■■■■■>>
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【定員12名】
日   時:12月2日(金)14:00〜16:30
研修テーマ:【事例検討】職場におけるメンタルヘルスケアの個別的対応(対応困難例)
内   容:職場におけるメンタルヘルスケアの個別的対応のうち、さまざまな理由
から解決が困難化・長期化した事案に関して、その具体的取組みの擬似的
事例を提出して頂いて、対応上の工夫や配慮などにつき、参加メンバー間
で討議・検討を行います。なお、事業所単位で検討事例を事前提出して
頂きます。
講   師:森川 泰寛
(ヒューマンケア熊本代表 臨床心理士 キャリアカウンセラー)
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日   時:12月6日(火)14:00〜16:00
研修テーマ:喫煙の健康影響と禁煙支援
内   容:本研修では、喫煙の健康影響について、国内外の報告をもとに考える。
また、禁煙支援について学ぶ
講   師:大森 久光
(熊本大学 大学院 生命科学研究部)
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日   時:12月8日(木)14:00〜16:00
研修テーマ:アサーション技法を使ったスムーズなコミュニケーションについて
内   容:風通しのよい職場環境づくりのために、アサーション技法を使った
コミュニケーション法を学ぶ
森田 裕子
(オフィスコスモス代表 シニア産業カウンセラー
2級キャリアコンサルタント技能士 精神保健福祉士 心理相談員)
---------------------------------------------------------------------------
日   時:12月19日(月)14:00〜16:00
研修テーマ:化学物質の管理
内   容:・安衛法改正による化学物質のリスクアセスメントについて
・作業環境測定の実施
岩男 周二
(第1種作業環境測定士・第1種衛生管理者
・第1種公害防止管理者・環境計量士)
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日   時:12月22日(木)14:00〜16:00
研修テーマ:アンチエイジングで若さ溢れる職場づくりの為の食育講座
内   容:食育によりアンチエイジングを図り、若さ溢れる
活気のある職場づくりをめざす
稲田 美和子
(中九州短期大学栄養学講師 管理栄養士)
---------------------------------------------------------------------------
<<■■■■■■平成29年1月の予定■■■■■■>>
---------------------------------------------------------------------------
日   時:1月13日(金)14:00〜16:00
研修テーマ:心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援対策
内   容:精神科より、職場復帰支援のやり方、注意点等について学ぶ。
岡田 修治
(弓削病院 診療部長)
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日   時:1月16日(月)14:00〜16:00
研修テーマ:疲労回復・リフレッシュのためのセルフケア体験
内   容:長時間のデスクワークや同じ姿勢での作業は、肩・腰・膝といった
局所に負担をかけることが多い。これらは生活習慣病ならぬ生活
習慣痛として、作業効率や日常生活をも低下させてしまう危険性が
ある。そこで今回は、セルフケア体験としてストレッチやマッサージ
法を紹介する。
裏前 幸美
(日本赤十字社 熊本健康管理センター 健康運動指導士)
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日   時:1月20日(金)14:00〜16:00
研修テーマ:THP(心とからだの健康づくり)の取り入れ方
内   容:厚生労働省では、THP(トータル・ヘルスプロモーション・プラン)を
愛称として、働く人の心とからだの健康づくりを推進しています。
「健康づくり計画」の立案方法、「安全衛生委員会」とのタイアップ
法「PDCAサイクル」の活用法など事業所での「健康づくり」の取り
入れ方を紹介します。
中嶋 朋子
(菊南病院 健康管理部 健康運動指導士 産業カウンセラー)
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◆産業医研修対象です。【夜間研修】
日   時:1月25日(水)18:30〜20:30
研修テーマ:臨床医のための産業医入門
内   容:嘱託産業医活動を始めるために必要な知識を学びましょう。
古海 勝彦
(産業医、薬剤師、労働衛生コンサルタント)
---------------------------------------------------------------------------

 

産業保健研修会申込書(FAX用)
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参加者氏名|
(ふりがな)|
----------------------------------------------------------------------------
参加研修会| 第 回 月 日 / 第 回 月 日
番号&日付 | 第 回 月 日 / 第 回 月 日
----------------------------------------------------------------------------
会社名 | (所属部署 )
----------------------------------------------------------------------------
会社所在地|
----------------------------------------------------------------------------
会社の電話| |FAX番号|
----------------------------------------------------------------------------
連絡担当者名 |
(参加者と別の場合)|
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熊本産業保健総合支援センターから『産業保健に関する質問募集』のお知らせ』!
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会社の衛生管理の担当者に選任されたが、衛生管理活動をどう進めたらいいか、
社内でメンタルヘルス対策を進めたいがどう対応したらいいのかわからない等と
いったことでお悩みではありませんか。
当センターでは、メンタルヘルスや健康管理など産業保健に関する様々な問題に
ついて、専門スタッフがご相談に応じ、解決方法を助言します。今お悩みのこと、
疑問に思っていることがありましたら以下のいずれかの方法でご相談下さい。
相談はすべて無料です。相談により知り得た情報等は厳守します。

・ホームページ:http://www.kumamotos.johas.go.jp/FormMail/soudan/index.php
・メール:ksanpo43@kumamotos.johas.go.jp
・FAX:096-359-6506/TEL:096-353-5480

尚、電話、FAX、メール等ご希望の方法で、必ず回答いたします。
回答先及び回答方法は以下の通りです。

・ご希望回答方法(電話・FAX・メール・郵便)
・住所等
・会社名 
・担当者名
・電話番号
・FAX番号
・メールアドレス
・メルマガ配信希望(メールアドレス)

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相談員のひとり言
島村佳子 相談員
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今回は、個人的な小さなつぶやきを聞いて頂きたいと思って文字にしました。
ここ数年ずーっと気になっていたことがあります。それは、「どうして、こんなにマナーというか
モラルが低下してしまったんだろう・・・」ということです。
私は、定期的な仕事を週1回のペースでしています。出かける時は、出来るだけ健康づくりを
意識して歩くようにしているので、電車を利用しています。電車の中での光景に、いろいろと
考えさせることがあります。それは、場所を弁えることなく大声で話したり、笑ったり、視線を
浴びても気にすることなくメイクをする若い女性、「電子機器を控えて下さい」というアナウンス
も無視して大声で会話したりする人等々、「公共の場ですよ、少し気を遣ったらどうですか、
目のやり場に困ります・・・」と心の中でつぶやいてしる自分がいます。「他人に干渉されたく
はないよ!」「なんかおたくに迷惑をかけましたか?」と反論が飛んできそうだけれども。
これも、ゆとり教育の歪というのだろうか!!??
個性を大切にするということと我ままに何でもOKということとは違うということを学んできて
いないのだろうか。
飛躍し過ぎているかもしれないし個人の偏見かもしれないけれど、このようにマナーや
モラルの低下が、社会生活では‘協調性のなさ’‘や組織集団に馴染みにくいユニークな人間’
になりやすいんだという短絡的な発想に至ってしまうこともある。
ある日の電車内での出来事。女性は周囲に聞こえるくらいの大きな声で携帯電話の相手と
なにやら会話をしていた。「電車の中では携帯電話は使用禁止となっているじゃないか、
アナウンスでも言ってるだろう?」と見るに見かねたかのように、でも穏やかに、60代前半の
男性が女性に注意をされた。ところが、注意を受けた女性はそれを無視した。それどころか
電話の相手に「隣のじじいが文句言ってるんだ、うるさいんだよね!」と居直り、そのまま
薄笑いを浮かべて会話を続けていた。そんな相手の態度に男性は、怒り「やめろと言って
いるのに分からないのか!」と大声をあげてしまった。一瞬、周辺がシーンと。
気まずくなったのだろう女性は席を移動して去っていきました。私は、その男性の勇気を称え
「よくぞ言ってくれた、待ってました!」と言わんばかりに無言の応援を送っていた。
それは、日頃の胸につかえたものがスッキリするような気がしたからです。しかし、その女性は
移動した席でも同じことをやっていたんです。呆れ果てて言葉も出なかった。後味の悪い何とも
言えない気持ちを味わっただけで終わった。
このようなことは若い世代だけの問題ではないのだろうが・・・。よくは分からないけれど、今まで
噛み合っていたものが少しズレてきて塩梅が悪くなってきたようなそんな感じを抱いているのは
私だけなんでしょうか。ここらへんで、見直す時期に来ているのではと感じる今日この頃です。
小うるさいことを言い出している自分に子供はすかさず言いました。
「今の若い人は・・・・」とか「お母さん達が若かった頃は・・・・」というフレーズは「もう古いとよ!、
時代が違うし、今の人には通じんとよ!」と。淋しいですねぇ・・・。

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編集後記
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平成28年もあと一か月となりました。
初年度となるストレスチェック制度の実施への取組みが開始されようとするなか、
熊本県においては激動の一年となり、その中で産業保健活動に取り組まれている
皆様方にとっては多大な労力と誠に苦心惨憺されたことと感じております。
当センターも、皆様のお力添えになれるよう来年も引き続き様々な研修や
支援等の活動に取り組んでいきますので宜しくお願いいたします。
====================================

●次回の第113号は平成29年1月5日に配信予定です。

編集内容等に関するご意見・お問合せなどをお寄せください。
またメールアドレスの変更の場合は件名に[メルマガアドレス変更希望]、
配信停止希望の場合は、[メルマガ配信停止希望]等ご記入の上
ksanpo43@kumamotos.johas.go.jpへお願いします。

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独立行政法人 労働者健康安全機構 熊本産業保健総合支援センター
〒860-0806 熊本市中央区花畑町9-24 住友生命熊本ビル3階
TEL:096-353-5480 FAX:096-359-6506
http://www.kumamotos.johas.go.jp/
E-Mail:ksanpo43@kumamotos.johas.go.jp
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