◆◇◆熊本産業保健総合支援センターメールマガジン第108号◆◇◆

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≪熊本産業保健総合支援センター メールマガジン≫ 第108号(2016年8月1日)

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労働安全衛生規則の一部を改正する省令(平成28年厚生労働省令第59号。
以下「改正省令」といいます。)が平成28年3月31日に公布され、
平成29年4月1日から施行されます。

詳細に説明しますと、
平成29年4月1日から、事業者の代表者(@法人の場合にあっては当該法人の代表者
A法人でない場合にあっては事業を営む個人)や事業場においてその事業の実施を
総括管理する者を、産業医に選任することができなくなります。
現在、事業者の代表者又はその事業の実施を総括管理する者を産業医に選任されて
いるところは、施行日までに改めて様式第3号「総括安全衛生管理者・安全管理者・
衛生管理者・産業医選任報告」による報告書を所轄労働基準監督署長に提出しましょう。
厚労省のURLを下記【主な行政の動き 6】に記載してますので、
該当する事業者は一読して対応をお願い致します。

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平成28年熊本地震関連情報
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● 熊本地震に関する情報です。

  ・厚生労働省 
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431.html

・熊本労働局 
http://kumamoto-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/home.html
熊本労働局及び管下の労働基準監督署に熊本地震に伴う震災関連相談窓口を
開設しました。
厚生労働省は、平成28年熊本地震に伴い、労働条件、安全衛生、労働保険、
労災補償等に関する震災関連相談窓口を、4/26に熊本労働局及び管下の全
労働基準監督署に開設しております。
震災関連相談窓口では、
○ 労働条件や労務管理に関する相談
○ 復旧工事の計画など、健康・安全に関する相談
○ 労働保険料の納期限等に関する相談
○ 労災補償給付等に関する相談
などについて受け付けます。

  ・熊本県
こころの医療センター(熊本市外にお住いの方)
http://www.pref.kumamoto.jp/hpkiji/pub
/List.aspx?c_id=3&class_set_id=1&class_id=1047
精神保健福祉センター(熊本市外にお住まいの方)
https://www.pref.kumamoto.jp/hpkiji/pub/List.aspx?c_id=3&class_set_id=1&class_id=1972

・熊本市
http://www.city.kumamoto.jp.cache.yimg.jp/
こころの健康センター
http://www.city.kumamoto.jp/hpkiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=2079

  ・独立行政法人 労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所
http://www.jniosh.johas.go.jp/publication/earthquake.html

・参考:東日本大震災情報(医療現場からの報告及び提言)
http://www.johas.go.jp/higashinihon_daishinsai/tabid/422/Default.aspx

・職場における災害時のこころのケアマニュアル
http://www.johas.go.jp/Portals/0/data0/oshirase/pdf/kokoro_no_kea.pdf

○ また、当センターにおいて今回の震災を受けて被災者の方々のための心の電話
相談窓口を開設致します。
被災された事業者、労働者及びそのご家族がメンタルヘルスに関するご相談に
メンタルヘルス促進員が対応致します。ぜひ、御周知して頂きご利用下さい。

  (1)「熊本地震被災者のための心の相談ダイヤル」

   ○フリーダイヤル 0120−783−728

   ○受付日時  平日 10時〜17時(土日祝日を除く)

 

  (2)「熊本地震被災者のための健康相談ダイヤル」

   ○フリーダイヤル 0120−021−506

   ○受付日時 月・水・金 13時〜17時(祝日を除く)

   熊本地震被災者のための専用電話相談窓口の対応状況について

5月2日に開設した、熊本地震被災者のための専用電話相談窓口の対応状況は
次のとおりです。
熊本地震被災者のための心の相談ダイヤル 220件(7月19日現在)
熊本地震被災者のための健康相談ダイヤル  59件(7月19日現在)

 また、従業員のメンタルケアについてのご相談がございましたら、
当センターのメール(ksanpo43@kumamotos.johas.go.jp)
でも受付けております。ご利用ください。

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ストレスチェック制度関連のお知らせ!
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11月末までの実施期限となっております!

●ストレスチェック制度における労働基準監督署への報告書の提出について
労働基準監督署へ提出が義務付けられている労働安全衛生規則様式第6号の2
「心理的な負担の程度を把握するための検査結果等報告書」は、OCRで読み取り可能
な様式を公表しています。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/151203-1.pdf

●「ストレスチェック」実施促進のための助成金のご案内
〜平成28年度は単独事業場でも助成金対象に変更されます。〜
従業員数50人未満の事業場が、医師・保健師などによるストレスチェックを実施し、
また、医師によるストレスチェック後の面接指導などを実施した場合、事業主が
費用の助成を受けることができる制度です。
従業員のメンタルヘルス不調の未然防止のために、ぜひ、ご活用ください。
概要はチラシをご覧ください。
http://www.kumamotos.johas.go.jp/documents/H28/H28scj.pdf

 ※各種様式は、当機構本部からダウンロードできます。
当機構本部ホームページ↓
http://www.johas.go.jp/sangyouhoken/stresscheck/tabid/1005/Default.aspx

●ストレスチェック制度簡単導入マニュアル(PDF:1,053KB)  
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/150709-1.pdf
●ストレスチェック制度導入ガイド(PDF:11,027KB)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/160331-1.pdf 
●労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度実施マニュアル
(平成28年4月改訂)(PDF:7,530KB)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/150507-1.pdf
●「労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度実施マニュアル」
の改訂ポイント(PDF:68KB)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/160411-1.pdf

●ストレスチェック制度説明資料(PDF:1,855KB)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/150422-1.pdf
●数値基準に基づいて「高ストレス者」を選定する方法(PDF:659KB)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/150803-1.pdf
●情報通信機器を用いた面接指導の実施について(PDF:91KB)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/150918-1.pdf
●ストレスチェック制度 Q&A(PDF:251KB)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/150507-2.pdf

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主な行政の動き
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1.〜今年のスローガンは「健康職場 つくる まもるは みんなが主役」〜

平成28年度 「全国労働衛生週間」を10月に実施(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000130517.html

2.海外で気を付ける感染症情報をホームページで提供
夏休み期間中の海外旅行では感染症に注意しましょう(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000129208.html

 3.第53回全国建設業労働災害防止大会in名古屋
メンタルヘルス対策 シンポジウム開催 (建災防)
9月29日(木)総合集会、30日(金)専門部会
会場 名古屋国際会議場(名古屋市熱田区熱田西町1−1)
入場無料 詳細は http://www.kensaibou.or.jp

4.社会福祉施設における労働災害防止対策の推進について(厚生労働省)
現在、社会福祉施設における労働災害の件数が増加していることから、
更なる労働災害防止対策の適切な実施が強く求められています。
つきましては、この度厚労省で「社会福祉施設の安全管理マニュアル」、
「リーフレット」「好事例集」を作成されておりますので、ご活用して
いただき社会福祉施設における労働災害防止対策の推進が図られますよう
お願い申し上げます。   
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000123245.html

5.病院・診療所及び社会福祉施設等に対する腰痛予防対策講習会
(厚生労働省)
病院・診療所や社会福祉施設において、業務に起因する腰痛が多発して
いる状況を踏まえ、同種の朗°災害を防止することを目的として腰痛
予防対策に係る講習会を厚生労働省において開催されます。
(委託事業 受託者:中央労働災害防止協会)
※熊本県は2月9日(木)に熊本県労働基準協会で開催予定です。
http://www.jisha.or.jp/seminar/health/h3700_youtsu.html

6. 産業医の選任について
産業医の選任に当たってはご用心を!

労働安全衛生規則の一部を改正する省令が
平成28年3月31日に公布され、平成29年4月1日から施行されます。
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11200000-Roudoukijunkyoku/0000103948.pdf

   産業医について
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/080123-1a.pdf

 

【 その他の情報 】
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○メンタルヘルス対策
・こころの耳(http://kokoro.mhlw.go.jp/)
○セクハラ・パワハラ問題
・明るい職場応援団(http://www.no-pawahara.mhlw.go.jp/)
○胆管がん関連情報
厚生労働省では、印刷業の洗浄作業に従事する人からの健康上の相談及び職業性
胆管がんに関する各種相談に応じます。
<胆管がんに関する電話相談>
0120-616-700 月曜日から金曜日まで(9時30分〜12時、13時〜16時)
○微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報
・環境省ホームページ(http://www.env.go.jp/air/osen/pm/info.html)
○黄砂の飛来関する情報
・環境省ホームページ(http://www.env.go.jp/air/dss/)
○放射性物質による環境汚染情報
・環境省ホームページ(http://josen.env.go.jp/)
○労働災害情報
・災害統計各種(http://anzeninfo.mhlw.go.jp/)
・中災防安全衛生情報センター(http://www.jaish.gr.jp/)

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産業保健研修案内
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今年度も当センターでは産業保健研修会を多数計画しておりますので、
産業保健スタッフ(産業医・保健師・看護師・衛生管理者等)のみならず、
労働者・事業主或いは、産業保健に関して興味をお持ちの多くの皆さまの
ご参加をお待ちしてます。

○研修会場:住友生命熊本ビル3階会議室(熊本市中央区花畑町9-24)
○参加費:すべて"無料"です。
○お申込み方法:FAX、メール、電話(※)でのお申し込みを受け付けます。

当センター研修会のお申し込みは、以下のいずれかよりお申し込み下さい。
・ホームページ http://www.kumamotos.johas.go.jp/FormMail/session/index.php
・TEL:096-353-5480/FAX:096-359-6506

※電話でのお申し込みの方は、後日申込書(ホームページから[研修会のご案内]
[参加申込フォーム])の送付(送信)をお願いします。
※研修会日程の頭に[◆]が付いたものは、日本医師会の産業医研修(生涯研修)の
認定を受けて開催するもので、単位が取得できます。

※4月27日(水)に開催予定しておりました研修番号1 島村佳子講師の
「治療と就労の両立支援」〜がんをもつ労働者と職場へのより良い支援のために〜」
は8月3日(水)に延期となります。

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<<■■■■■■平成28年8月の予定■■■■■■>>
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日   時:8月3日(水)14:00〜16:30
研修テーマ:「治療と就労の両立支援」
〜がんをもつ労働者と職場へのより良い支援のために〜
内   容:がんを持ちながら就労する労働者への産業看護職の支援内容を
明らかにする
講   師:島村佳子(日本産業衛生学会産業保健看護専門家(保健師)
産業カウンセラー)
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【定員5〜8名】
日   時:8月17日(水)18:30〜20:00
研修テーマ:メンタル不調による休業者の職場復帰支援(第1回)
【人事労務管理者および事業場内産業保健スタッフでかつ
excel2007以降搭載のノート型パソコン持ち込める方対象】
内   容:復職可否判断に要する休業者の情報収集をパソコンツールを使って実習
します。
講   師:平田啓三(元肥後銀行 人事相談室、産業カウンセラー 心理相談員)
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◆産業医研修対象です。
日   時:8月23日(火)14:00〜16:00
研修テーマ:新しい参加型産業保健活動のかたち−ILOが開発した
作業改善プログラム:WISE/WINDを学ぼう−
内   容:ILOによる参加型産業保健活動プログラム、WISEおよびWINDの概要と
意義、実践事例について学習する。
講   師:上田厚(NPO東アジアHPネット理事長 熊本大学名誉教授、
(株)くまもと健康支援センター顧問)
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日   時:8月24日(水)14:00〜16:30
研修テーマ:ストレスチェック集団評価と対策
内   容:集団解析を通じて快適職場環境づくりのための対策を考える
講   師:島村佳子(日本産業衛生学会産業保健看護専門家(保健師)
産業カウンセラー)
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日   時:8月25日(木)14:00〜16:00
研修テーマ:食育講座
内   容:〜寿命の延伸を〜幼児期から高齢者まで「食」の底力
講   師:稲田美和子(中九州短期大学栄養学講師、管理栄養士)
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◆産業医研修対象です。
※会場は玉名市民会館(第3会議室)で開催
日   時:8月30日(火)18:30〜20:30
研修テーマ:新しい参加型産業保健活動のかたち−ILOが開発した
作業改善プログラム:WISE/WINDを学ぼう−
内   容:ILOによる参加型産業保健活動プログラム、WISEおよびWINDの概要と
意義、実践事例について学習する。
講   師:上田厚(NPO東アジアHPネット理事長 熊本大学名誉教授、
(株)くまもと健康支援センター顧問)
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----------------------------------------------------------------------------
<<■■■■■■平成28年9月の予定■■■■■■>>
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◆産業医研修対象です。【夜間開催】
日   時:9月2日(金)18:30〜20:30
研修テーマ:騒音測定研修
内   容:騒音性難聴は長期的には減少傾向にあるが、現在でも多くの発生を
みている。本実習では、騒音に関する一般的な知識の学習とともに、
騒音計の操作法を習得する。
講   師:加藤貴彦(熊本大学大学院 生命科学研究部 教授)
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日   時:9月6日(火)14:00〜16:00
研修テーマ:職場のハラスメント研修
内   容:・ハラスメントの基礎知識  ・ハラスメントはなぜ起こるのか
・職場環境配慮義務     ・相談対応(ロールプレイング)
講   師:東本君子(特定社会保険労務士 2級キャリアコンサルティング技能士
産業カウンセラー)
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日   時:9月12日(月)14:00〜16:00
研修テーマ:衛生管理者の役割
内   容:・作業環境の改善 ・化学物質のリスクアセスメント
・職場巡視の実施について
講   師:岩男周二(第1種作業環境測定士・第1種衛生管理者
・第1種公害防止管理者・環境計量士)
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日   時:9月13日(火)14:00〜16:30
研修テーマ:あなたもなりませんか?「自殺予防ゲートキーパー」
内   容:自殺に傾いた人へのサインに気づき、危険性を評価して適切につなげて
いくための知識やスキルを学ぶ。内閣府のテキストを基に活用法も学ぶ
講   師: 尾池千賀子(労働衛生コンサルタント 保健師・産業カウンセラー)
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日   時:9月15日(木)14:00〜15:30
研修テーマ:「健康診断」の手引き
内   容:健康診断の種類や目的、活用方法についてのおさらい
講   師: 石原徳一(衛生工学衛生管理者 一級ボイラー技士)
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日   時:9月28日(水)15:00〜17:00
研修テーマ:産業保健サービスを考える
内   容:健康診断や保健指導など産業保健サービスの評価とより良いサービスを
検討しましょう
講   師: 古海勝彦(産業医、薬剤師、労働衛生コンサルタント)
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【定員12名】
日   時:9月30日(金)14:00〜16:30
研修テーマ:【事例検討】職場におけるメンタルヘルスケアの個別的対応
(初期対応例)
内   容:職場におけるメンタルヘルスケアの個別的対応のうち、現場の管理
監督者を中心とした初期対応事案に関してその取り組みの疑似的事例を
提出して頂いて、対応上の工夫や配慮などにつき、参加メンバー間で
討議・検討を行います。なお、事業所単位で検討事例を事前提出して
頂きます。
講   師:森川泰寛(ヒューマンケア熊本代表 臨床心理士 キャリアカウンセラー)

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産業保健研修会申込書(FAX用)
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参加者氏名|
(ふりがな)|
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参加研修会| 第 回 月 日 / 第 回 月 日
番号&日付 | 第 回 月 日 / 第 回 月 日
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会社名 | (所属部署 )
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会社所在地|
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会社の電話| |FAX番号|
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連絡担当者名 |
(参加者と別の場合)|
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熊本産業保健総合支援センターから『産業保健に関する質問募集』のお知らせ』!
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会社の衛生管理の担当者に選任されたが、衛生管理活動をどう進めたらいいか、
社内でメンタルヘルス対策を進めたいがどう対応したらいいのかわからない等と
いったことでお悩みではありませんか。
当センターでは、メンタルヘルスや健康管理など産業保健に関する様々な問題に
ついて、専門スタッフがご相談に応じ、解決方法を助言します。今お悩みのこと、
疑問に思っていることがありましたら以下のいずれかの方法でご相談下さい。
相談はすべて無料です。相談により知り得た情報等は厳守します。

・ホームページ:http://www.kumamotos.johas.go.jp/FormMail/soudan/index.php
・メール:ksanpo43@kumamotos.johas.go.jp
・FAX:096-359-6506/TEL:096-353-5480

尚、電話、FAX、メール等ご希望の方法で、必ず回答いたします。
回答先及び回答方法は以下の通りです。

・ご希望回答方法(電話・FAX・メール・郵便)
・住所等
・会社名 
・担当者名
・電話番号
・FAX番号
・メールアドレス
・メルマガ配信希望(メールアドレス)

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相談員のひとり言
古海 勝彦 相談員
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暑中お見舞い申し上げます。
1年4か月前、12年近く勤めた企業を辞めて専属産業医生活に終止符を打ちました。
東北への異動という理不尽な人事に、北九州育ちの不器用さから即、退職を決め
ました。その後も専属産業医を続けるつもりで求人を探しましたが、結局、大学が
紹介してくれた企業外労働衛生機関で嘱託産業医として勤務することになりました。
それまで専属産業医しか経験が無く、初めは嘱託産業医を“食わず嫌い”のどこか
上から目線でみていたように思います。「月に1回程度の訪問で何が出来る」
「専属だからこそきちんと仕事ができる」と。しかし嘱託産業医生活を開始して
すぐに、嘱託産業医に対する見方は180度変わりました。と同時に「毎日同じ所で
何をしていたんだろう」と専属時代を反省を込めて振り返るようになりました。
煩わしい管理職業務からも解放されました。本社からの指示文書に目を通し、
報告書を作成しなくてもよくなりました。産業保健に無知無理解の本社と喧嘩する
ことも無くなり、出勤簿や回覧文書の押印からも解放されました。困ることと言えば
交通費の申請手続きくらい、これには今でも毎月泣かされています。領収書を通勤費と
交通費に分け、貼って、走行距離を計算して申請書を作成しなければなりません。
おかげで月末に事務担当者が忙しくしていた理由が分かりました。とは言え、後は
楽しいことばかり。受け持っている事業所の数は専属時代とさほど変わりませんが、
充実感や満足感はまるで違います。「こんな世界があると分かっていればもっと早く
辞めていたのに」と今でも周囲に吹聴しています。担当事業所までの通勤 (移動)
時間はかなり増えましたが、ストレスは激減しました。事業所によっては、診療所で
臨床医としての仕事も求められます。暫く臨床を離れていた間にジェネリックが幅を
利かせるようになっていて、薬の名前を覚えるのが一苦労ですが、臨床医としての
楽しさも実感出来ます。産業保健に理解の無い会社でストレスを溜めている専属
産業医には、ぜひ嘱託産業医をお勧めします。
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編集後記
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8月です。暑い日が続いております。
8月1日は、水の日でした。国土交通省(当時の国土省)が1977年に
1年に一番水を使う量が多い月になることから、その月初めに節水を呼びかける為
8月1日が「水の日」と制定されております。
また、日本呼吸器学会が1999年に制定し2000(平成12)年から実施されている「肺の
日」でもあります。これは語呂合わせで8月1日になっております。
水も肺もきれいが一番ですし、震災を通じて水のありがたみを痛感することができ
ました。むだな使用を控え節水に心がけて暑い夏を乗り切ります。
まだ車中泊をされている方が150名以上おられます。熱中症・エコノミー
クラス症候群に気をつけてください。
7月17日〜8月7日(日)までの3週間「ばってん火の国夏祭2016」として
熊本市内で夏祭りが開催されております。また各地域でも夏祭りが開催されており
ます。熊本の「元気」を発信するまつりが盛りだくさんです。
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●次回の第109号は平成28年9月1日に配信予定です。

編集内容等に関するご意見・お問合せなどをお寄せください。
またメールアドレスの変更の場合は件名に[メルマガアドレス変更希望]、
配信停止希望の場合は、[メルマガ配信停止希望]等ご記入の上
ksanpo43@kumamotos.johas.go.jpへお願いします。

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独立行政法人 労働者健康安全機構 熊本産業保健総合支援センター
〒860-0806 熊本市中央区花畑町9-24 住友生命熊本ビル3階
TEL:096-353-5480 FAX:096-359-6506
http://www.kumamotos.johas.go.jp/
E-Mail:ksanpo43@kumamotos.johas.go.jp
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