◆◇◆熊本産業保健総合支援センターメールマガジン第107号◆◇◆

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≪熊本産業保健総合支援センター メールマガジン≫ 第107号(2016年7月1日)

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7月に入り、安全週間もはじまりました。
余震もだいぶ回数が少なくなっておりますが大雨による被害が起きたり、まだ避難所
にて生活されている方、不安を抱えている方もおられます。
現在「相談員のひとり言」を毎回当センターの相談員の方々に依頼して記事を書いて
いただいております。もちろん、相談員の方々も平成28年熊本地震を経験されており、
今回記事を寄せていただいている吉良先生も熊本地震に関してお書きいただきました。
内容は本震の体験談ですので、なかにはフラッシュバックされる方も居られるかも
しれませんが、内容はあえてそのまま掲載しております。
相談員が経験したこと、考えたこと、そこからどう前向きに進んでいったかを記事を
通して感じていただきたかったのです。
なかなか前に進むことができない方、大きく不安を抱えられている方もおられます。
少しでも平穏な日常生活に戻ることを祈念します。
また、今回の地震及び大雨による被害で亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し
あげます。
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平成28年熊本地震関連情報
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● 熊本地震に関する情報です。

   ◎「震災後の職員及び御家族へのメンタルケア対応」セミナーのお知らせ

   日時 平成28年7月9日(土) 
午前の部 10:00〜12:00  午後の部 13:00〜15:00
※内容は午前・午後の部同じ内容になります。

   会場 熊本市男女共同参画センターはあもにい 会議室
(熊本市中央区黒髪3丁目3−10)

   参加費 無料   定員 各100名

   ※持参していただくものがございます。詳細・申込みは下記URLをご覧ください。
http://kumamotos.johas.go.jp/images/0709seminor.pdf

 

  ・厚生労働省 
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431.html

・熊本労働局 
http://kumamoto-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/home.html
熊本労働局及び管下の労働基準監督署に熊本地震に伴う震災関連相談窓口を
開設しました。
厚生労働省は、平成28年熊本地震に伴い、労働条件、安全衛生、労働保険、
労災補償等に関する震災関連相談窓口を、4/26に熊本労働局及び管下の全
労働基準監督署に開設しております。
震災関連相談窓口では、
○ 労働条件や労務管理に関する相談
○ 復旧工事の計画など、健康・安全に関する相談
○ 労働保険料の納期限等に関する相談
○ 労災補償給付等に関する相談
などについて受け付けます。

  ・熊本県
こころの医療センター(熊本市外にお住いの方)
http://www.pref.kumamoto.jp/hpkiji/pub
/List.aspx?c_id=3&class_set_id=1&class_id=1047
精神保健福祉センター(熊本市外にお住まいの方)
https://www.pref.kumamoto.jp/hpkiji/pub/List.asp
x?c_id=3&class_set_id=1&class_id=1972

・熊本市
http://www.city.kumamoto.jp.cache.yimg.jp/
こころの健康センター
http://www.city.kumamoto.jp/hpkiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=2079

  ・独立行政法人 労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所
http://www.jniosh.johas.go.jp/publication/earthquake.html

・参考:東日本大震災情報(医療現場からの報告及び提言)
http://www.johas.go.jp/higashinihon_daishinsai/tabid/422/Default.aspx

・職場における災害時のこころのケアマニュアル
http://www.johas.go.jp/Portals/0/data0/oshirase/pdf/kokoro_no_kea.pdf

○ また、当センターにおいて今回の震災を受けて被災者の方々のための心の電話
相談窓口を開設致します。
被災された事業者、労働者及びそのご家族がメンタルヘルスに関するご相談に
メンタルヘルス促進員が対応致します。ぜひ、御周知して頂きご利用下さい。

  (1)「熊本地震被災者のための心の相談ダイヤル」

   ○フリーダイヤル 0120−783−728

   ○受付日時  平日 10時〜17時(土日祝日を除く)

  (2)「熊本地震被災者のための健康相談ダイヤル」

   ○フリーダイヤル 0120−021−506

   ○受付日時 月・水・金 13時〜17時(祝日を除く)

 

   また、従業員のメンタルケアについてのご相談がございましたら、
当センターのメール(ksanpo43@kumamotos.johas.go.jp)
でも受付けております。ご利用ください。

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ストレスチェック制度関連のお知らせ!
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11月末までの実施期限となっております!

●ストレスチェック制度における労働基準監督署への報告書の提出について
労働基準監督署へ提出が義務付けられている労働安全衛生規則様式第6号の2
「心理的な負担の程度を把握するための検査結果等報告書」は、OCRで読み取り可能
な様式を公表しています。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/151203-1.pdf

●「ストレスチェック」実施促進のための助成金のご案内
〜平成28年度は単独事業場でも助成金対象に変更されます。〜
従業員数50人未満の事業場が、医師・保健師などによるストレスチェックを実施し、
また、医師によるストレスチェック後の面接指導などを実施した場合、事業主が
費用の助成を受けることができる制度です。
従業員のメンタルヘルス不調の未然防止のために、ぜひ、ご活用ください。
概要はチラシをご覧ください。
http://www.kumamotos.johas.go.jp/documents/H28/H28scj.pdf

 ※各種様式は、当機構本部からダウンロードできます。
当機構本部ホームページ↓
http://www.johas.go.jp/sangyouhoken/stresscheck/tabid/1005/Default.aspx

●ストレスチェック制度簡単導入マニュアル(PDF:1,053KB)  
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/150709-1.pdf
●ストレスチェック制度導入ガイド(PDF:11,027KB)?
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/160331-1.pdf 
●労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度実施マニュアル
(平成28年4月改訂)(PDF:7,530KB)?
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/150507-1.pdf
●「労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度実施マニュアル」
の改訂ポイント(PDF:68KB)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/160411-1.pdf

●ストレスチェック制度説明資料(PDF:1,855KB)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/150422-1.pdf
●数値基準に基づいて「高ストレス者」を選定する方法(PDF:659KB)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/150803-1.pdf
●情報通信機器を用いた面接指導の実施について(PDF:91KB)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/150918-1.pdf
●ストレスチェック制度 Q&A(PDF:251KB)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/150507-2.pdf

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主な行政の動き
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1.「職業性膀胱がんに係る健康相談ダイヤル」の終了について
(独立行政法人 労働者健康安全機構)
独立行政法人労働者健康安全機構では、オルト−トルイジンをはじめとする
芳香族アミンを取り扱う作業に従事したことのある労働者等からの健康上の
相談に応じるため、「職業性膀胱がんに係る健康相談ダイヤル」を設置して
おりましたが、6月30日をもちまして終了いたします。
今後職業性膀胱がんに係る健康不安、化学物質のばく露防止の相談については、
産業保健総合支援センターまでお問い合わせ下さい。

2.製造業における未熟練労働者に対する安全衛生教育の推進について
(厚生労働省 労働基準局 )
現在、製造業では、経験年数の短い未熟練労働者が被災する労働災害の件数が
増加していることから、更なる労働災害防止対策の適切な実施が強く求められ
ています。改めて申しあげるまでもなく、労働安全衛生第59条第1項及び第2項
に基づき、事業者には、労働者を対象として、雇入れ時等における安全衛生
教育を適切に実施することが義務付けられていますので、派遣労働者を含め、
未熟練労働者の安全衛生の確保の一環として、確実に安全衛生教育を実施して
いただくことが必要です。また、「製造業向け未熟練労働者に対する安全衛生
教育マニュアル」がダウンロードできます。下記URLより取得してご活用くだ
さい。パワーポイントで編集可能です。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000118557.html

 3.廃炉等作業員の健康相談を受け付ける出張相談窓口を設置
〜7月8日から毎週開設。
事業者からの労働者の健康支援に関する相談も受け付けます〜
(厚生労働省)
厚生労働省は、真夏に熱中症の発症数が急増することを踏まえ、請負事業者を
含めて東京電力福島第一原子力発電所(以下「発電所」)で働く全ての方々が、
気軽に健康相談や健康支援の相談をできるよう、平成28年7月8日から、発電
所やJヴィレッジに、出張相談窓口を週1回設置します(設置場所は日程に
よって異なります)。
この出張相談窓口は、発電所での廃炉作業などにおいて、作業中や作業時間外
に体調を崩したり、持病を悪化させる事例が少なからず発生していることから、
現場で働く方々の健康管理を強化する必要があるため、独立行政法人労働者
健康安全機構と連携して設置するものです。
この出張窓口では、産業医科大学や福島労災病院の医師などが対応に当たり、
労働者から健康や放射線に関する不安などの相談をお聞きするだけでなく、
事業者から労働者の健康支援に関する相談も受け付けます。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000128488.html

【 その他の情報 】
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○メンタルヘルス対策
・こころの耳(http://kokoro.mhlw.go.jp/)
○セクハラ・パワハラ問題
・明るい職場応援団(http://www.no-pawahara.mhlw.go.jp/)
○胆管がん関連情報
厚生労働省では、印刷業の洗浄作業に従事する人からの健康上の相談及び職業性
胆管がんに関する各種相談に応じます。
<胆管がんに関する電話相談>
0120-616-700 月曜日から金曜日まで(9時30分〜12時、13時〜16時)
○微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報
・環境省ホームページ(http://www.env.go.jp/air/osen/pm/info.html)
○黄砂の飛来関する情報
・環境省ホームページ(http://www.env.go.jp/air/dss/)
○放射性物質による環境汚染情報
・環境省ホームページ(http://josen.env.go.jp/)
○労働災害情報
・災害統計各種(http://anzeninfo.mhlw.go.jp/)
・中災防安全衛生情報センター(http://www.jaish.gr.jp/)

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産業保健研修案内
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今年度も当センターでは産業保健研修会を多数計画しておりますので、
産業保健スタッフ(産業医・保健師・看護師・衛生管理者等)のみならず、
労働者・事業主或いは、産業保健に関して興味をお持ちの多くの皆さまの
ご参加をお待ちしてます。

○研修会場:住友生命熊本ビル3階会議室(熊本市中央区花畑町9-24)
○参加費:すべて"無料"です。
○お申込み方法:FAX、メール、電話(※)でのお申し込みを受け付けます。

当センター研修会のお申し込みは、以下のいずれかよりお申し込み下さい。
・ホームページ(http://www.kumamotos.johas.go.jp/FormMail/session/index.php)
・TEL:096-353-5480/FAX:096-359-6506

※電話でのお申し込みの方は、後日申込書(ホームページから[研修会のご案内]
[参加申込フォーム])の送付(送信)をお願いします。
※研修会日程の頭に[◆]が付いたものは、日本医師会の産業医研修(生涯研修)の
認定を受けて開催するもので、単位が取得できます。

※4月27日(水)に開催予定しておりました研修番号1 島村佳子講師の
「治療と就労の両立支援」〜がんをもつ労働者と職場へのより良い支援のために〜」
は8月3日(水)に延期となります。
また、5月19日(木)に開催予定しておりました研修番号4 石原徳一講師の
「労働衛生工学とは何か?」は延期です。日にちが決まりしだいお知らせ致します。

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<<■■■■■■平成28年7月の予定■■■■■■>>
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日   時:7月1日(金)14:00〜16:00
研修テーマ:働く人の熱中症予防対策
内   容:発症メカニズムや危険性のある状況、対策について学びます。
講   師:野波善郎(日本赤十字社 熊本健康管理センター健康増進部長)
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◆産業医研修対象です。
※会場は山鹿市生涯学習センター「ひだまり」C会議室で開催
日   時:7月2日(土)14:00〜16:00
研修テーマ:騒音測定演習
内   容:騒音性難聴は長期的には減少傾向にあるが、現在でも多くの発生をみて
いる。本実習では、騒音に関する一般的な知識の学習とともに、騒音計の操作法を
習得する。
講   師:加藤貴彦(熊本大学大学院 生命科学研究部 教授) 
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日   時:7月2日(土)10:00〜15:00
研修テーマ:傾聴訓練(入門編)
内   容:メンタルヘルス(二次予防)面接相談時に役立つ傾聴を体得する
(実習中心)
講   師:島村 佳子(日本産業衛生学会産業保健看護専門家(保健師)
産業カウンセラー)
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日   時:7月5日(火)10:00〜12:00
研修テーマ:職場におけるコミュニケーションのズレ 〜ハラスメント〜
内   容:業務上での会話は不可欠であるが、相手の言い方や態度に否定的感情を
抱くことがあるのは何故か?誰もが自分の考えや行動は正しいと思っているため、
コミュニケーションのズレに気づかないままでいるといつの間にかハラスメントに
なっていることがある。事例を使ってハラスメントのグレーゾーンの相談対応の
あり方を検討する。
講   師:松下弘子(カウンセリングオフィス KMJメンタルアシスト 代表
臨床心理士)
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日   時:7月7日(木)14:00〜16:00
研修テーマ:交流分析を活用したメンタルヘルスケアその2
内   容:ストロークを職場の中に定着させ、良好な関係につなげよう。
講   師:森田 裕子(オフィスコスモス代表 シニア産業カウンセラー
2級キャリアコンサルタント技能士,精神保健福祉士、心理相談員)
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日   時:7月12日(火)14:00〜16:30
研修テーマ:コーチングでマネジメント力をアップ『部下を持つ方へお勧め』
内   容:コーチングの基本的なスキルを学び、実際に体験してみる。
講   師:尾池千賀子(労働衛生コンサルタント、保健師・産業カウンセラー)
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日   時:7月13日(水)15:00〜17:00
研修テーマ:人事労務担当者のための産業保健講座1
内   容:健康経営から、これまでの産業保健を評価し、今後の産業保健を考え
ましょう。
講   師:古海勝彦(産業医、薬剤師、労働衛生コンサルタント)
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日   時:7月19日(火)14:00〜16:00
研修テーマ:転倒リスク回避のための簡単チェックとその強化法
内   容:「転倒・転落」といった労働災害は、加齢に伴い特に50歳代から増加
傾向を示し、それらの回避は重要な課題となっている。また、日常生活
においても加齢と共に転倒・骨折リスクが増加し、要介護・寝たきりの
原因にもなりかねない。そこで、簡単なセルフチェックや体力チェック
を行った後、その強化法(実技)について紹介する。
講   師:宮本裕士(日本赤十字社 熊本健康管理センター 健康運動指導士)
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日   時:7月21日(木)14:00〜16:00
研修テーマ:「リスクアセスメント」を活用しよう
内   容:労働者の安全衛生レベルを高める為に「リスクアセスメント」を活用
する。
講   師:石原徳一(衛生工学衛生管理者、一級ボイラー技士)
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日   時:7月27日(水)14:00〜16:00
研修テーマ:労働衛生行政の動向について
内   容:労働安全衛生法改正等の動向について
講   師:熊本労働局 労働基準部 健康安全課 担当官
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◆産業医研修対象です。
※会場はやつしろハーモニーホール大会議室Aで開催
日   時:7月28日(木)18:30〜20:30
研修テーマ:騒音測定実習
内   容:騒音性難聴は長期的には減少傾向にあるが、現在でも多くの発生をみて
いる。本実習では、騒音に関する一般的な知識の学習とともに、騒音計
の操作法を習得する。
講   師:加藤貴彦(熊本大学大学院 生命科学研究部 教授)
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【定員12名】
日   時:7月29日(金)14:00〜16:30
研修テーマ:【事例検討】職場におけるメンタルヘルスケア対策の組織的実践
(三次予防)
内   容:職場におけるメンタルヘルス対策の組織的実践のうち、休職・復職事案
に対する三次予防(再発予防・職場適応)に関して、その支援体制や
各種連携の仕組み作りの事例を提出して頂いて、参加メンバー相互に
討議・検討・情報交換を行います。なお、事業所単位で事例概要を事前
提出して頂きます。
講   師:森川泰寛(ヒューマンケア熊本代表 臨床心理士 キャリアカウンセラー)
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<<■■■■■■平成28年8月の予定■■■■■■>>
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【定員5〜8名】
日   時:8月17日(水)18:30〜20:00
研修テーマ:メンタル不調による休業者の職場復帰支援(第1回)
【人事労務管理者および事業場内産業保健スタッフでかつ
excel2007以降搭載のノート型パソコン持ち込める方対象】
内   容:復職可否判断に要する休業者の情報収集をパソコンツールを使って実習
します。
講   師:平田啓三(元肥後銀行 人事相談室、産業カウンセラー 心理相談員)
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◆産業医研修対象です。
日   時:8月23日(火)14:00〜16:00
研修テーマ:新しい参加型産業保健活動のかたち−ILOが開発した
作業改善プログラム:WISE/WINDを学ぼう−
内   容:ILOによる参加型産業保健活動プログラム、WISEおよびWINDの概要と
意義、実践事例について学習する。
講   師:上田厚(NPO東アジアHPネット理事長 熊本大学名誉教授、
(株)くまもと健康支援センター顧問)
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日   時:8月24日(水)14:00〜16:30
研修テーマ:ストレスチェック集団評価と対策
内   容:集団解析を通じて快適職場環境づくりのための対策を考える
講   師:島村佳子(日本産業衛生学会産業保健看護専門家(保健師)
産業カウンセラー)
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日   時:8月25日(木)14:00〜16:00
研修テーマ:食育講座
内   容:〜寿命の延伸を〜幼児期から高齢者まで「食」の底力
講   師:稲田美和子(中九州短期大学栄養学講師、管理栄養士)
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◆産業医研修対象です。
※会場は玉名市民会館(第3会議室)で開催
日   時:8月30日(火)18:30〜20:30
研修テーマ:新しい参加型産業保健活動のかたち−ILOが開発した
作業改善プログラム:WISE/WINDを学ぼう−
内   容:ILOによる参加型産業保健活動プログラム、WISEおよびWINDの概要と
意義、実践事例について学習する。
講   師:上田厚(NPO東アジアHPネット理事長 熊本大学名誉教授、
(株)くまもと健康支援センター顧問)
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産業保健研修会申込書(FAX用)
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参加者氏名|
(ふりがな)|
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参加研修会| 第 回 月 日 / 第 回 月 日
番号&日付 | 第 回 月 日 / 第 回 月 日
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会社名 | (所属部署 )
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会社所在地|
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会社の電話| |FAX番号|
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連絡担当者名 |
(参加者と別の場合)|
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熊本産業保健総合支援センターから『産業保健に関する質問募集』のお知らせ』!
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会社の衛生管理の担当者に選任されたが、衛生管理活動をどう進めたらいいか、
社内でメンタルヘルス対策を進めたいがどう対応したらいいのかわからない等と
いったことでお悩みではありませんか。
当センターでは、メンタルヘルスや健康管理など産業保健に関する様々な問題に
ついて、専門スタッフがご相談に応じ、解決方法を助言します。今お悩みのこと、
疑問に思っていることがありましたら以下のいずれかの方法でご相談下さい。
相談はすべて無料です。相談により知り得た情報等は厳守します。

・ホームページ:http://www.kumamotos.johas.go.jp/FormMail/soudan/index.php
・メール:ksanpo43@kumamotos.johas.go.jp
・FAX:096-359-6506/TEL:096-353-5480

尚、電話、FAX、メール等ご希望の方法で、必ず回答いたします。
回答先及び回答方法は以下の通りです。

・ご希望回答方法(電話・FAX・メール・郵便)
・住所等
・会社名 
・担当者名
・電話番号
・FAX番号
・メールアドレス
・メルマガ配信希望(メールアドレス)

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相談員のひとり言
吉良 宗子 相談員
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熊本地震から2ヶ月が経過した。

振り返ってみると、1回目の地震の時は夕食を食べ終わって食器を片づけようとして
立ちあがった瞬間だった。強い横揺れを感じ、瞬時にしゃがみこんだ。
揺れがおさまり、多少の動揺はあったものの家中を点検したが玄関に飾ってあった
生け花の瓶花が倒れ、割れてしまっていた。残念・・・気に入っていたのに・・

しかし、その日の我が家は小さな被害で済んだが、益城町方面の大きな被害。
翌日、勤務先に出勤したが物が倒れている程度で片づけし、余震が徐々に収まって
いくと信じていた。

そして2日目の夜、前日の睡眠不足と疲れで眠り込んだ夜中の1:25.いきなり大きな
揺れで飛び起きた。真っ暗闇の中、何が起こっているのか理解できずベッドの脇に
伏せていた。枕元に用意していたはずの懐中電灯がない。携帯の明かりで探した。

携帯が鳴った。東京に住んでいる27歳の娘からだった。「震度6大丈夫?」
ハッと我に返り、「揺れてる。怖い」と思った。「長い揺れ」微かな灯りで
見回すと棚は倒れてテレビも倒れ、一瞬のうちに別世界に来たようだった。
「落ち着いて車に避難した方がいい」急いで上着を羽織り、リュックを背負って
トイプードル2匹を両手に抱え車に乗り込み家を出た。

まだ、大きな揺れが続く電柱の電線が揺れ、車に乗ってても震動が伝わる。
今まで体験したことのない恐怖だった。
娘とのラインのやり取りを続けているうちに不安から解放され地区の安否確認の
集合場所に向かった。

陽が昇る前に勤務先の病院に出勤した。そこで見たのは、凄まじい光景だった。
そこでは、みんなが患者さんのために出来ることを精いっぱいやっていた。

無我夢中で安全なところへの避難、それから復旧作業に取り組んだ。
自宅に帰ると降り始めた雨で家の中はビショビショに雨漏りしている。半分
落ちた瓦、ブルーシートもまだ掛けることが出来なかった。停電、断水、
食器棚や下駄箱は倒れひとりでは起こせない。途方にくれるとはこのことだと思った。

泣きたくなった。

この災害で感じたことは、人の助けの有難味、心配して電話やメールをくれる友達、
救援物資が届けられる。遠くから駆け付けてきてくれたボランティアの方々が支援に
来てくれた。たった1日だったが、次々と手際よく片づけられた。すごく助けられた。
ありがたかった。

今まで、阪神淡路震災や、東日本震災など大変だろうなとは思ったが、どこか対岸の
火事的なところがあり、遠いし、仕事で忙しいなど理由をつけて義援金くらいの
支援しかしてこなかった自分だったが、初めて被災者になりボランティア活動の
ありがたさを身をもって知った。

今後、被災者というこの貴重な体験を活かし、どのタイミングでどんなことをして
ほしいのかなど人の気持ちに寄り添った支援が出来るようになりたいと思う。

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●次回の第108号は平成28年8月1日に配信予定です。

編集内容等に関するご意見・お問合せなどをお寄せください。
またメールアドレスの変更の場合は件名に[メルマガアドレス変更希望]、
配信停止希望の場合は、[メルマガ配信停止希望]等ご記入の上
ksanpo43@kumamotos.johas.go.jpへお願いします。

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独立行政法人 労働者健康安全機構 熊本産業保健総合支援センター
〒860-0806 熊本市中央区花畑町9-24 住友生命熊本ビル3階
TEL:096-353-5480 FAX:096-359-6506
http://www.kumamotos.johas.go.jp/
E-Mail:ksanpo43@kumamotos.johas.go.jp
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