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≪熊本産業保健総合支援センター メールマガジン≫ 第124号(2017年12月1日)

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――――――――――――――≪本号のコンテンツ≫――――――――――――――

◇研修会のご案内(12月・1月分)

◇いろいろなお知らせ
◆研修会・セミナー・説明会
(1)市民・事業場・労働者向け
      「病気になっても、働くことができる!治療と仕事の両立支援」セミナー 開催
(2)全国8都市で「働き方改革実践ノウハウ獲得セミナー」開催

◆日本産業衛生学会 九州地方会ホームページ開設について

◆各種助成金のご案内
(1)平成29年度産業保健関係助成金【再掲】
(2)障害者雇用安定助成金(障害・治療と仕事の両立支援制度助成コース)【再掲】
(3)受動喫煙防止対策助成金【再掲】

 ◆当センター及び機構本部からのお知らせ
(1)平成28年度産業保健調査研究報告書を掲載
(2)「新国立競技場の建設現場で働く労働者の健康管理に関する相談ダイヤル」
(3)治療と職業生活の両立支援について【再掲】
(4)地域産業保健センターのご案内【再掲】
(5)メンタルヘルス対策教育研修のご案内【再掲】

 ◆労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
「筋骨格系疾患」「作業関連疾患(労働者の健康支援)」

◇主な行政の動き
(1)「過重労働解消相談ダイヤル」の相談結果を公表
(2)粒状物質の有害性情報の伝達による健康障害防止のための取組について

◇相談員・促進員のひとりごと【コラム】

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平成29年度産業保健研修会のご案内
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今年度も当センターでは産業保健研修会を多数計画しております。
産業保健スタッフ(産業医・保健師・看護師・衛生管理者等)のみならず、
労働者・事業主或いは、産業保健に関して興味をお持ちの多くの皆さまの
ご参加をお待ちしてます。

○研修会場:会場の記載がない研修会は
住友生命熊本ビル3階会議室(熊本市中央区花畑町9-24)です。
○参加費:すべて"無料"です。
○お申込み方法:FAX、メール、電話(※)でのお申し込みを受け付けます。

当センター研修会のお申し込みは、以下のいずれかよりお申し込み下さい。
・ホームページ http://www.kumamotos.johas.go.jp/FormMail/session/index.php
・TEL:096-353-5480/FAX:096-359-6506

※電話でのお申し込みの方は、後日申込書(ホームページから[研修会のご案内]
[参加申込フォーム])の送付(送信)をお願いします。

※ (研修会ご参加時の留意事項について)必ずご一読ください。
http://kumamotos.johas.go.jp/documents/caution.pdf

※ 研修会No.11「障害別に見た特徴と雇用上の配慮 (精神障害者)」を3月
9日(金)に開催いたします。
※ 研修会No.57「傾聴訓練(入門編)」は、日程を変更いたします。
※ 研修会No.62「臨床医のための産業医入門3」は、1月19日(金)へと日程が
変更となります。

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<<■■■■■■平成29年12月の予定■■■■■■>>
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日 時:12月1日(金)14:00〜16:00
研修テーマ:嘱託産業医に必要な法令や就業上の措置、ストレス対応など
内 容:知らないと困る新しい関連法令、意外と難しい就業区分判定、特殊健診やストレス問題など嘱託産業医が遭遇する様々な問題を事例を通して考えます。
講 師:野波善郎
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日 時:12月14日(木)14:00〜16:00
研修テーマ:アサーション技法を使ったスムーズなコミュニケーションについて
内 容:風通しのよい職場環境づくりのために、アサーション技法を使ったコミュニケーション法を学ぶ。
講 師:森田裕子
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日 時:12月15日(金)14:00〜16:00
研修テーマ:喫煙の健康影響と禁煙支援
内 容:本研修では、喫煙(受動喫煙)の健康影響について、国内外の報告をもとに考える。また、禁煙支援について学ぶ。
講 師:大森久光
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日 時:12月18日(月)14:00〜16:00
研修テーマ:化学物質のリスクアセスメント
内 容:・化学物質の危険性と有害性 ・SDSの活用、法改正情報 ・リスク低減対策
講 師:岩男周二
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日 時:12月20日(水)14:00〜16:00
研修テーマ:食育講座〜食事と血管強化で健康寿命を〜
内 容:・日本人の食事摂取基準(2015年版)〜と「健康日本21(第二次)」が示す食事法
講 師:稲田美和子
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<<■■■■■■平成30年1月の予定■■■■■■>>
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日 時:1月12日(金)14:00〜16:00
研修テーマ:心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援対策
内 容:精神科より、職場復帰支援のやり方、注意点等について学ぶ。
講 師:岡田 修治
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日 時:1月16日(火)14:00〜16:00
研修テーマ:疲労回復・リフレッシュのためのセルフケア体験
内 容:長時間のデスクワークや同じ姿勢での作業は、肩・腰・膝といった局所に負担をかけることが多い。これらは、生活習慣病ならぬ生活習慣痛として、作業効率や日常生活をも低下させてしまう危険性がある。そこで今回は、セルフケア体験としてストレッチやマッサージ法を紹介する
講 師:石地 美郷
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日 時:1月19日(金)18:30〜20:30
研修テーマ:【 夜間開催 】 臨床医のための産業医入門3
内 容:医療機関の産業医となるには
講 師:古海 勝彦
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日 時:1月26日(金)14:00〜16:00
研修テーマ:THP(心とからだの健康づくり)の取り入れ方
内 容:厚生労働省では、THP(トータル・ヘルスプロモーション・プラン)を愛称として、働く人の心とからだの健康づくりを推進しています。「健康づくり計画」の立案方法、「安全衛生委員会」とのタイアップ法「PDCAサイクル」の活用法など事業所での「健康づくり」の取り入れ方を紹介します。
講 師:中嶋 朋子
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産業保健研修会申込書(FAX用)
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参加者氏名|
(ふりがな)|
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参加研修会| 第 回 月 日 / 第 回 月 日
番号&日付 | 第 回 月 日 / 第 回 月 日
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事業所名 |    (所属部署 )
---------------------------------------------------------------------------
連絡先電話|   |FAX番号|
---------------------------------------------------------------------------
メールアドレス|
---------------------------------------------------------------------------
産業医単位|   要 ・ 不要    |修了証|  要  ・  不要
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熊本産業保健総合支援センターから『産業保健に関する質問募集』のお知らせ』!
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会社の衛生管理の担当者に選任されたが、衛生管理活動をどう進めたらいいか、
社内でメンタルヘルス対策を進めたいがどう対応したらいいのかわからない等と
いったことでお悩みではありませんか。
当センターでは、メンタルヘルスや健康管理など産業保健に関する様々な問題に
ついて、専門スタッフがご相談に応じ、解決方法を助言します。今お悩みのこと、
疑問に思っていることがありましたら以下のいずれかの方法でご相談下さい。
相談はすべて無料です。相談により知り得た情報等は厳守します。

・ホームページ:http://www.kumamotos.johas.go.jp/FormMail/soudan/index.php
・メール:ksanpo43@kumamotos.johas.go.jp
・FAX:096-359-6506/TEL:096-353-5480

尚、電話、FAX、メール等ご希望の方法で、必ず回答いたします。
回答先及び回答方法は以下の通りです。

・ご希望回答方法(電話・FAX・メール・郵便)
・住所等
・会社名 
・担当者名
・電話番号
・FAX番号
・メールアドレス
・メルマガ配信希望(メールアドレス)

◇ ━━━━━━━━━━━━━━━━
いろいろなお知らせ
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◆研修会・セミナー・説明会のお知らせ

(1)市民・事業場・労働者向け「治療と仕事の両立支援」セミナー開催!!
熊本産業保健総合支援センターでは、熊本労災病院と連携し「治療と仕事の両立
支援」に関するセミナーを開催いたします。
医療関係者、経営者、労働者に限らず、無料でどなたでもご参加いただけることが
できます。


・「病気になっても働き続けることができる!〜治療と仕事の両立支援〜」
日時:平成29年12月10日(日) 14:00〜16:30 
(13:30開場)
会場:やつしろハーモニーホール大会議室A・B
熊本県八代市新町5−20
申込み・詳細については下記アドレスをご覧ください。
https://www.kumamotos.johas.go.jp/ryouritsu/ryouritsu_a.htm

 ※「治療と仕事の両立支援とは…」
近年、「治療と仕事の両立支援」の言葉をよく目にするようになりました。
「働き方改革」でもテーマにあがり、「健康経営」を目指すには不可欠な内容です。
「治療と仕事の両立支援」とは、病気を抱えながらも、働く意欲・能力のある労働者
が、仕事を理由として治療機会を逃すことなく、また、治療の必要性を理由として職
業生活の継続を妨げられることなく、適切な治療を受けながら生き生きと働き続けら
れる社会を目指す取り組みです。 労働者ががんや脳卒中などの病気を理由として安
易に退職を決めてしまわないよう 、事業者側にも、日頃から病気に関する理解の促
進や、労働者との良好なコミュニケーション等体制づくりが求められています。

(2)全国8都市で「働き方改革実践ノウハウ獲得セミナー」開催
厚生労働省では、中小企業の経営者、人事労務担当部門の責任者や担当者の方などを
対象に、「働き方改革実践ノウハウ獲得セミナー」を平成29年12月から全国8カ所で
実施します。
(開催地の産業保健総合支援センターが共催します。)
このセミナーでは、働く人の健康や企業の生産性向上などの視点から、「働き方改革」
の必要性や取組方法、実際に効果のあった取り組み事例を分かりやすくお伝えします。
また、経営者や人事労務担当者に限らず、どなたでも無料でご参加いただけます。
「働き方改革」に関心をお持ちの方は、ぜひご参加ください。
(参加無料、事前申込制、各回先着80名、開催予定地は滋賀県、静岡県、北海道、
山口県、福井県、長崎県、新潟県、徳島県)
【開催日時、会場、申し込みなど】
http://partner.lec-jp.com/ti/wsr/

◆日本産業衛生学会 九州地方会ホームページ開設について

日本産業衛生学会九州地方会よりホームページの開設にあたり、
コメントをいただいております。

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平素は日本産業衛生学会九州地方会の活動にご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

このたび、九州地方会学会のホームページを開設、公開いたしました。
https://sanei-kyushu.com

学会・部会研修会等のお知らせや年2回発行している産衛九州ニュースレターの最新版
およびバックナンバーもご覧になれます。

今後、内容を充実して更新していく予定にしておりますので、ぜひご活用ください。

***** 会員の皆様へお願いです *****

会員への連絡手段として、メーリングリストの整備を引き続き行っております。
11/2付で配信しました「登録完了」のメールを受信していない方は、今後届かない
メールが発生する場合がございます。

「名前のみの返信」にご対応がお済みでない方はこちらを確認されましたら、下記事務
局までご一報ください。

ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

□■━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本産業衛生学会 九州地方会
会長 加 藤 貴 彦 

熊本大学大学院 生命科学研究部
公衆衛生学分野内 事務局担当:山口
TEL:096-373-5112, FAX:096-373-5113
E-mail:sanei-k@kumamoto-u.ac.jp
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◆各種助成金のご案内

(1)平成29年度産業保健関係助成金
平成29年度から産業保健関係助成金として、従来の「ストレスチェック助成金」
に加え「職場環境改善計画助成金」「心の健康づくり計画助成金」「小規模事業場産業
医活動助成金」が新設され、平成29年6月1日より申請受付が開始されました。
職場における労働者の健康管理等のために、ぜひご活用ください。
また助成金についての専用ページを開設しております。
http://kumamotos.johas.go.jp/documents/H29/joseikin.html

 本助成金に関するお問合せ・申請は独立行政法人労働者健康安全機構まで
ナビダイヤル 0570-783046(ナヤミヲシロウ)
各種申請様式はホームページ
https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/tabid/1151/Default.aspx

(2)障害者雇用安定助成金(障害・治療と仕事の両立支援制度助成コース)
(支給要件) :本助成金は、対象労働者の障害や傷病の特性に応じた両立支援制度を
導入した場合に受給できます
(対象労働者):1 障害のある労働者
2 傷病(がん、脳卒中など)を負った労働者で、両立のための就業
措置が必要な者
(支 給 額):事業主あたり10万円の支給
【申請・問合先】熊本労働局 職業安定部職業対策課(TEL 096−211−1704)
※その他、詳細な要件等は以下(厚生労働省HP)よりご確認ください
◎ http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000162833.html (概要)
◎ http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11300000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu/0000162834.pdf (詳細版)
◎ http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11300000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu/0000170525.pdf (リーフレット)

(3)受動喫煙防止対策助成金
平成27年6月1日から、職場の受動喫煙防止対策(事業者・事業場の実情に応じた
適切な措置)が事業者の努力義務となりました。
事業者の皆さまは、まず、事業場の現状を把握・分析し、実行可能な対策のうち、最
も効果的なものを実施するよう努めてください。受動喫煙防止対策を行う際には、費
用の一部を支援する「受動喫煙防止対策助成金」をぜひご活用ください。

 申請様式のダウンロードや、本助成金の手引きなど
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000049868.html

 この助成金の申請窓口 → 熊本労働局雇用環境・均等室(TEL 096−352−3865)
喫煙室等に関する技術的な事項など → 
熊本労働局労働基準部健康安全課(TEL 096−355−3186)

◆ 当センター及び機構本部からのお知らせ

(1)平成28年度産業保健調査研究を掲載
「熊本県の中小規模事業所における産業保健活動の調査および労働災害と労働生
産性との関連に関する調査研究−コラボヘルスを活用して−」
https://www.kumamotos.johas.go.jp/chousa/index.html

(2)「新国立競技場の建設現場で働く労働者の健康管理に関する相談ダイヤル」
新国立競技場の建設工事において発生した一次下請の労働者の過労死事案を受け、
(独)労働者健康安全機構では、新国立競技場の建設工事現場の関係請負事業者を
対象に、労働者の健康管理のアドバイスを行う電話相談窓口を開設します。
開設期間:平成29年11月14日〜新国立競技場の建設工事終了まで
対象者:新国立競技場の建設工事現場の関係請負事業者(管理監督者、衛生管理者、
産業保健スタッフなど)
電話 03−3221−1029
受付日時:平日9時〜17時
内容:長時間労働に関する法令の相談、長時間労働者、高ストレス者面接指導の実施に
係る調整、健康管理等に関する教育研修の受付

(3) 治療と職業生活の両立支援について(全て無料です)
新しく専用のホームページを開設しております。
治療と職業生活の両立支援についての様々な情報、使えるツール等掲載しております。
http://www.kumamotos.johas.go.jp/ryouritsu/ryouritsu_a.htm

 「治療と職業生活の両立支援対策」は、メンタルヘルス対策と同様に、今、企業が取
り組むべき大きな課題の一つです。
熊本産業保健総合支援センターでは、医師・保健師・社会保険労務士等の資格を持つ、
相談員・促進員による無料相談を受付けています。

 ・両立支援申込書
熊本産業保健総合支援センターでは、両立支援に関する支援や相談受付を無料で実施
しています。ぜひご活用ください。
申込書はホームページの申込様式からダウンロードできます。
申込書↓
http://kumamotos.johas.go.jp/images/ryouritsuinfolpdf.pdf

  また、熊本労災病院(八代市竹原町1670 TEL0965-33-4151)1階地域医療連携室
では、相談窓口を毎週火曜日の8:15〜12:15の時間帯で開設しております。
当病院のかかりつけではなくてもご利用できますので、ガンで治療中の方で、治療をし
ながら仕事も続けていけるのだろうか…職場にはどのように話をすれば…病気になって
仕事に復帰できるのだろうか…等々不安を抱えておられましたらお気軽に窓口へご相談
ください。事業所におきましては従業員の方へ外部資源の活用として相談窓口をご周知
いただきますようお願いいたします。

(4)地域産業保健センターのご案内(全て無料です)

  熊本県下(阿蘇・有明・天草・菊池鹿本・熊本・人吉球磨・八代水俣 7か所)の
地域産業保健センターでは、50人未満の事業場を対象として、健康診断後の 事後
措置、長時間労働者、ストレスチェックの高ストレス者面接指導等さまざまな産業保
健サービスを、医師・保健師・労働衛生工学の専門家が事業場にお伺いして実施して
おります。工場等の製造現場だけでなく、オフィス等の職場環境等のアドバイスもあ
わせて行っておりますので、お気軽にお尋ねください。
(業務内容ご案内・申込)http://kumamotos.johas.go.jp/chiiki.htm

・阿蘇地域産業保健センター
Tel 0967-34-1177 Fax 0967-34-1619
・有明地域産業保健センター
Tel 0968-72-3050 Fax 0968-72-3930
・天草地域産業保健センター
Tel 0969-25-1236 Fax 0969-24-4126
・菊池鹿本地域産業保健センター
Tel 0968-23-1210 Fax 0968-23-1211
・熊本地域産業保健センター
Tel 096-366-2711 Fax 096-366-2750
・人吉球磨地域産業保健センター
Tel 0966-22-3059 Fax 0966-22-3059
・八代水俣地域産業保健センター
Tel 0965-39-9531 Fax 0965-39-9532

(5)新入社員や20代の若手職員を対象とした「メンタルヘルス対策教育研修」

  作年度から、従来の「管理監督者向けのメンタルヘルス教育研修」に加え、新入
社員をはじめとした「若年労働者向けのメンタルヘルス教育研修」が新たにスタ
ートしております。管理監督者対象と同様に年1回無料でご利用できますので、
メンタルヘルス対策を例えば春に「若年労働者向け」、秋に「管理監督者向け」
研修を計画すれば年に2回無料でご利用することが可能となります。

  また、メンタルヘルス対策個別支援では、専門の促進員が無料で事業場まで伺い
メンタルヘルス対策の体制づくり(心の健康づくり計画や就業規則、職場復帰プ
ログラム作成、ストレスチェック導入など)のお手伝いを致します。
詳細は下記アドレスをご覧ください。
http://kumamotos.johas.go.jp/shien/index.html

 

◆ 労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
「筋骨格系疾患」「作業関連疾患(労働者の健康支援)」について

 当機構では、労働災害の発生状況や行政のニーズを踏まえ、労災補償政策上重要な
テーマ や新たな政策課題について、時宜に応じた研究に取り組んでいます。
「労災疾病等医学研究普及サイト」では、現在実施している9テーマの研究紹介に
加え、これまで実施してきた研究成果についても掲載しています。

 その中から、今回は「筋骨格系疾患」「作業関連疾患(労働者の健康支援)」につい
てご紹介します。

 ・「〈筋骨格系疾患〉産業医に役立つ研究報告 職場での腰痛には心理・社会的要因
も関与している−職場における非特異的腰痛の対策−」

  報告の内容は、首都圏の多業種勤労者9,307名を登録し、腰痛に関連する多面的アン
ケートを施行、同意の得られた16事業所5,310人に対し翌1年および2年後の腰痛状況を
調査分析し、腰痛の発生要因、慢性化させる要因は身体的な問題だけではなく、心理・
社会的要因も大いに関わっているといことを述べています。
労働者の腰痛対策には身体的な負担をできる限り減らすと同時に心理・社会的要因へ
の配慮も必要です。
腰痛による休職者、離職者を減らすためにお役立てください。
http://www.research.johas.go.jp/22_kin/useful.html

 ・「作業関連疾患(労働者の健康支援)」

「手根管症候群」は手の過度の使用により、手根管が圧迫され、手がしびれる・運動
障害を来すなどといった症状が起こる病気です。「手根管症候群」は「上肢障害」の
一つに分類され、この「上肢障害」は上肢を酷使することの多い介護・看護・保育の
分野の仕事で起きやすいとされていました。しかし、「手根管症候群」はパソコンを
使う仕事であれば、どの分野の仕事でも発生し得るため、多くの労働者によって身近
な危険要因と言えます。
本研究では、74手55例の症例を収集し、手根管症候群調査票の作成、Quick DASHの聴
取、神経伝導速度測定を実施しました。
詳細については、下記サイトをご確認ください。
http://www.research.johas.go.jp/sagyou/index.html

◇―――――――――――――
主な行政の動き
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(1).「過重労働解消相談ダイヤル」の相談結果を公表
厚生労働省では、11月の「過重労働解消キャンペーン」の一環として10月28日(土)に
実施した「過重労働解消相談ダイヤル※」の相談結果をまとめましたので公表します。

今回の無料電話相談「過重労働解消相談ダイヤル」には、合計で367件の相談が寄せられ
ました。相談内容としては、下記概要のとおり、「長時間労働・過重労働」に関するもの
が136件(37.0%)と一番多く、次いで「賃金不払残業」が110件(29.9%)、「パワハラ」
が28件(7.6%)となりました。

  これらの相談のうち、労働基準関係法令上、問題があると認められる事案については、
相談者の希望を確認した上で労働基準監督署に情報提供を行い、監督指導を実施するなど、
必要な対応を行っています。

【相談結果の概要】
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000144103.html

(2).粒状物質の有害性情報の伝達による健康障害防止のための取組について
表示・通知義務の対象とならない物質であっても、譲渡提供の際にラベル表示や安全
データシート(以下「SDS」という。)の交付により粉状物質の有害性情報が、事業場の
衛生管理者や労働者等に的確に伝達されるよう、「粉状物質の有害性情報の伝達による
健康障害防止のための取組」が定められました。
http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T171026K0020.pdf

◇―――――――――――――――
相談員・促進員のひとり言
平島 綾 促進員
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あなたの心がふわり温かくなることはどんなことでしょう。
それは過去の思い出の中にあるでしょうか。今、目の前にあるでしょうか。

私の地元で古くから愛されている動物園に、この夏十数年ぶりに行きました。
入場ゲートをくぐるとすぐにキリン達が出迎えてくれるのが動物園の味の一つ。
さらに大きな魅力は、その距離。キリンの気持ち次第で、菫色の舌でぺろりと舐めら
れそうになる距離まで近寄れるのです。
久しぶりの動物園でしたが、タイミング良く見学安全柵付近でキリンを発見。
周囲にお子さん達もいて照れの気持ちもありましたが、近くで見たい気持ちが勝り、
思わずキリンに手を振り何度も「おーい、おーい」と叫びました。何度も何度も。
すると、なんとキリンが振り返りこちらに戻ってきたではないですか!心高鳴る!ど
んどん距離が近づく、2m、1m…。そっと手を伸ばすとやわらかな鼻に触れる事が
できました。まるで愛犬に触れるように。
嫌がる様子もないキリン。撫でられる事を許す穏やかさと落ち着き。
この上ない至近距離で私が印象に残ったものは、黒目がちなキリンのまなざしの中に
ある何とも言えない温かみでした。

寒くなった今も時々あの時のまなざしを思い出します。
その度、心がふわりと軽い熱を帯び、自然と笑みがこぼれる。
キリンのまなざしに心を奪われた、そんな夏でした。

イメージしてみてください。
あなたの心がふわり温かくなることはどんなことでしょう。
それは過去の思い出の中にあるでしょうか。今、目の前にあるでしょうか。

日々の生活で、私たちは常にストレスや緊張、不安に晒されています。
心の安寧を求めつつも、葛藤や苦悩に苛まれ、心身ともに疲労困憊してしまう。
そんな時、あなたの思い出すその事は、自分らしさにくつろげる助けになるかもしれ
ません。
深刻さから抜け出すきっかけになるかもしれません。
辛い時、苦しい時、その事を思い出す事ができたら、心が、体が、あなたの中にある
安心安全のカギを思い出すのではないでしょうか。

============
編集後記          
===============
熊本県では、熊本県健康づくり憲章〜健やかくまもと肥後六花〜として
平成26年2月に決定されております。
今回は、その肥後六花のなかから【花菖蒲】の紹介を。
【花菖蒲】(花言葉:優しさ、優しい心)
「私たちは、心身の病気や障がいがあっても安心して暮らせるくまもとづくりを
推進します。」
=============================
●次回の第125号は平成30年1月4日に配信予定です。

編集内容等に関するご意見・お問合せなどをお寄せください。
またメールアドレスの変更の場合は件名に[メルマガアドレス変更希望]、
配信停止希望の場合は、[メルマガ配信停止希望]等ご記入の上
ksanpo43@kumamotos.johas.go.jpへお願いします。
************************************************************
独立行政法人 労働者健康安全機構 熊本産業保健総合支援センター
〒860-0806 熊本市中央区花畑町9-24 住友生命熊本ビル3階
TEL:096-353-5480 FAX:096-359-6506
https://www.kumamotos.johas.go.jp/
E-Mail:ksanpo43@kumamotos.johas.go.jp
************************************************************